今年2月3日午後、仁川(インチョン)国際空港第1旅客ターミナル出国場チェックインカウンター付近のスクリーンに、受託禁止物品の案内が表示されている。[写真 聯合ニュース]
イースター航空側は、着陸およそ15分前に乗客が手にしていたモバイルバッテリーから突然煙が発生したと明らかにした。近くにいた乗務員が消火器とミネラルウォーターで即座に鎮圧し、大きな被害はなかった。航空側は「熱が冷めたモバイルバッテリーはマニュアルに従って水を満たした鉄製の箱に入れて保管した」と伝えた。
当時飛行機に乗っていた乗客は「一人の男性が煙を上げるバッテリーを持って乗務員を呼び、受け取った乗務員が後方へ移動して鎮圧を試みた。近くの乗客たちが飲んでいた水を乗務員に渡し、別の乗務員がアルミ製の箱に水を入れた後、モバイルバッテリーをその中に入れた」とし「乗客も乗務員も比較的落ち着いて対応した。機内放送で火災の発生状況と鎮火情況が共有された」と語った。
韓国国土交通部は1日から、機内に持ち込まれたモバイルバッテリーによる火災を防ぐために「モバイルバッテリー機内安全管理対策」を施行した。機内の棚外部には温度が上がると色が変わるよう製作された温度感応型ステッカーを貼ることとし、国籍航空会社(韓国国籍に航空会社)の航空機すべてに対し、機内に隔離保管箱を2個以上必ず搭載するよう義務付けた。
モバイルバッテリーは100ワット時以下であれば個数制限なく持ち込み可能だが、100~160ワット時の場合は航空会社の承認を受けて最大2個まで持ち込みが可能に制限されている。160ワット時を超える容量のモバイルバッテリーは機内持ち込みができない。また、モバイルバッテリーは受託手荷物として預けることはできず、機内では常に携帯して搭乗しなければならない。
今年1月28日、金海(キムへ)国際空港で離陸準備をしていたエアプサンBX391便(香港行き)旅客機でもモバイルバッテリーによる火災が発生した。この事故で飛行機が全焼した。乗務員と乗客は全員無事に避難し、人命被害はなかった。国立科学捜査研究院は火災原因について、機内モバイルバッテリーの内部絶縁破壊によるものだと明らかにした。
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