7日(日本時間)、セントルイス戦の3回にレフト前ヒットを放った李政厚(イ・ジョンフ) [ロイター=聯合ニュース]
李政厚は7日(日本時間)、米セントルイスのブッシュスタジアムで行われたセントルイス・カージナルスとのMLB遠征試合に1番・中堅手で先発出場し、4打数2安打と活躍した。前日(6日)のセントルイス戦で今季11本目となる三塁打を含む5打数4安打1打点2得点と猛打を見せた李政厚は勢いを維持している。3日のコロラド・ロッキーズ戦から3試合連続、今季30回目の複数安打(1試合2安打以上)だ。
1回の最初の打席で野手の失策で出塁した李政厚は3回二死、走者がいない場面で安打を放った。セントルイス先発の右腕アンドレ・パランテの129キロのナックルカーブを叩き、遊撃手の横を抜けるレフト前ヒットを打った。5回の3打席目を一塁ゴロで終えた李政厚は8回の最後の打席でもヒットを放った。相手右腕カイル・レイヒーの初球、146キロのスライダーを右中間に弾き返した。
6月に月間打率1割4分3厘と不振に陥った李政厚はその後、上昇曲線を描いている。7月(2割7分8厘)、8月(3割)と打率を上げ、今月の4試合は6割(15打数9安打)と打撃好調だ。今季の打率も2割6分9厘まで上がり、2割7分台復帰を目の前にしている。
サンフランシスコは秋の野球に向けたワイルドカード争いにまた加わる勢いだ。最近13試合で11勝2敗(勝率0.846)と勢いに乗っているからだ。この日の試合は2-0とリードしていたが、9回にブルペンが崩れて2-3と逆転負けを喫し、連勝が5でストップした。それでも流れは悪くない。サンフランシスコはナショナルリーグ(NL)西部地区3位だが、2位のサンディエゴ・パドレスと5ゲーム差、ワイルドカード順位でも3位のニューヨーク・メッツと4ゲーム差だ。
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