2023年にロシアを訪問した北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長がロシアのウラジーミル・プーチン大統領と会談を行った。[写真 聯合ニュース]
AP通信は3日(現地時間)、「ロシアのプーチン大統領と北朝鮮の金正恩国務委員長が北京で二者会談を開始するために会った」とし「両首脳は第2次世界大戦終戦80周年を記念して中国の首都の中心で開かれた大規模軍事パレードに出席した後、釣魚台国賓館で公式会談を開催した」と伝えた。
ロシア・タス通信などによると、金委員長とプーチン大統領は軍事パレードに続いて開かれた宴会に出席した後、同じ車に乗って会談場に向かったという。通信はまた、会談場所である釣魚台国賓館内部には両国の国旗が掲げられたと伝えた。
クレムリン宮(ロシア大統領府)もソーシャルメディアの投稿で「両首脳が公式歓迎行事の後、同じ車に乗って協議場に移動した」と公式発表した。
両国は2023年9月にロシア極東、昨年6月に北朝鮮平壌(ピョンヤン)で二度の首脳会談を行った経緯がある。
本格的な会談開始に先立ち記者と会ったプーチン大統領は、北朝鮮軍のウクライナ戦争参戦に感謝の意を表した。
プーチン大統領はは「クルスク接境地域で行われたウクライナ侵攻を撃退する過程でロシア軍と共に戦った北朝鮮軍の勇気と『英雄的行動』を決して忘れない」と述べた。北朝鮮は昨年から約1万5000人の兵力をロシアに派兵したことが分かった。
プーチン大統領はまた「両国関係は友好的で信頼できる関係」とし「あらゆる次元で話し合う機会を持ててうれしい」と語った。
金委員長は「両国関係はあらゆる側面で発展している」と応じた。また「ロシアを支援することは北朝鮮の『兄弟的義務』だ」とし、プーチン大統領が北朝鮮軍派兵に賛辞を送ったことに対し謝意を表した。最後に「両国が幅広い分野で協力を強化するため努力しなければならない」と述べた。
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