性別論争が起きたアルジェリアの女子ボクサー、イマネ・ケリフ選手が、2024パリオリンピック(五輪)女子ボクシング66キロ級決勝で、勝利後にパフォーマンスをしている。[写真 オリンピック写真共同取材団]
BBCなど海外メディアは2日、ケリフが性別検査なしで4日に始まる2025世界ボクシング選手権大会に出場する資格を求めCASに要請したと報道した。
ただCASは本案訴訟が進行される間はワールド・ボクシングの決定執行を一時停止してほしいというケリフの仮処分申し立ては棄却した。現在双方は書面で資料を交換しており、今後審理日程が決まる予定だ。
国際オリンピック委員会(IOC)から五輪ボクシング統括団体として暫定承認されたワールド・ボクシングは5月、国際大会に出場する18歳以上のすべての選手にPCR検査を通じて出生時の染色体を基準とする性別確認手続きを義務付けた。
ワールド・ボクシングは「すべての参加者の安全を保障し公正な競争環境を作らなければならない」としてケリフの実名を公開して謝罪した。ケリフは昨年のパリ五輪で台湾の林郁婷とともに性別議論の中心に立った選手だ。
ワールド・ボクシングの前にボクシングを統括した国際ボクシング協会(IBA)は2023年の世界選手権大会で両選手が性別検査を通過できなかったとして出場を禁止した。しかしIOCはロシアが主導するIBAを五輪から締め出した後、パスポートの性別基準を適用して両選手のパリ五輪出場を認めた。ケリフと林はパリ大会で圧倒的な技量によりともに金メダルを獲得したが、各国からは不公正競争という批判が激しく起こった。
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