ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が1日(現地時間)、中国天津で開かれた上海協力機構(SCO)首脳会議「SCOプラス(SCO Plus)」形式の会談に先立って行われた記念撮影行事の会場に向かっている。[写真 ロイター=聯合ニュース]
タス通信などによると、プーチン大統領は前日天津で開かれた上海協力機構(SCO)首脳会議の日程を終えた後、車両を利用して北京へ移動した。移動時間は約1時間10分ほどかかったと伝えられている。
金委員長の専用列車も新義州(シンウィジュ)から鴨緑江(アムノッカン)の鉄橋を渡り丹東(タンドン)を通過した後、この日北京に到着するものと予想される。過去の訪中事例から見ると、平壌(ピョンヤン)から北京までは専用列車で20時間前後かかる。
露メディア「RBC」は、プーチン大統領の車列が中国の国賓宿舎であり最高位級会談の場として用いられる釣魚台国賓館に入ったと伝えた。プーチン大統領は2018年訪中当時は高速列車を利用したが、今回は車での移動を選んだ。
プーチン大統領はこの日、中国の習近平国家主席と首脳会談を行い、両国の懸案について議論する予定だ。特に外交・国防トップら少人数のみが同席する非公開会談も予定されており、ウクライナ戦争、西側制裁などの敏感な懸案が集中的に取り上げられる見込みだ。
一方、プーチン大統領は3日、北京の天安門広場で開かれる第2次世界大戦勝利80周年記念閲兵式(軍事パレード)に、習主席および金委員長と並んで出席する見通しだ。クレムリン宮(ロシア大統領府)によると、習主席の左には金委員長が、右にはプーチン大統領が立つ予定だ。
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