孫興慜(ソン・フンミン)がドジャースタジアムで生涯初めて野球の始球式を行った。 [AP=聯合ニュース]
孫興慜は27日(米現地時間)、米カリフォルニア州ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われたLAドジャースとシンシナティ・レッズ戦の前、始球式を行った。
孫興慜は背番号7と「SON」が書かれたドジャースのユニフォームの上着、青のスナップバックキャップをかぶり、ジーンズ姿てマウンドに立った。孫興慜は明るい表情で肩を何度か動かした後、右手でボールを投げた。
ボールはあたかもサッカーのフリーキックのような軌跡を描きながらストライクゾーンの真ん中に入った。LAドジャースで孫興慜と同じ背番号7を付けている投手ブレイク・スネルが捕手になって孫興慜のボールを受けた。サイ・ヤング賞受賞者のスネルは普段から韓国に関心が多い知韓派という。
大谷はこの日、先発登板して5イニングを2被安打2四球9奪三振1失点に抑え、5-1の勝利に貢献した。ひじの手術を受けてから長いリハビリを経た大谷が勝利投手になったのは2023年8月以来2年ぶり。1番打者として出場した大谷は5打数1安打1得点をマークした。
これに先立ち25日(現地時間)にはBYSのVがドジャースのホーム試合で始球式を行った。Vは大谷と短くあいさつを交わし、軽く抱擁した。しかしこの日は大谷が先発投手として登板し、孫興慜との対面は見られなかった。VIP観客席に父ソン・ウンジョン氏と座った孫興慜は大谷を応援した。孫興慜が携帯電話を持って打撃を準備する大谷を撮影する姿が中継カメラに映った。
この記事を読んで…