仁川(インチョン)国際空港のジンエアー・大韓航空旅客機 [写真 聯合ニュース]
ジンエアーによると、21日午後7時55分ごろ金海(キムヘ)国際空港を離陸したジンエアーLJ115便の2番エンジンがバードストライクのため損傷した。バードストライクは離陸後1時間ほど過ぎた時点で発生し、エンジン側から炎と煙が出たのも目撃されたという。
このナトラン行き旅客機には乗客150人と乗務員6人が乗っていた。ナトランまでの運航が不可能な状況で旅客機は引き返し、約3時間後の午後10時48分ごろ仁川(インチョン)国際空港に着陸した。ジンエアーによると、反対側のエンジンが稼働していて引き返すのに問題はなかったという。
旅客機が金海空港に戻らなかったことについてジンエアーの関係者は「離陸してそれほど時間が経過しておらず、多くの燃料が残っていた。燃料を消耗して飛行機が安全に着陸できる重量に合わせる必要があった」とし「金海空港の場合、燃料を減らした後にはカーフュータイム(夜間飛行禁止、午後11時-午前6時)にかかるため、仁川に向かった」と説明した。
ジンエアーが用意した代替飛行機便は乗客全員を乗せて23日0時11分ごろナトランに離陸した。ジンエアーの関係者は「天災地変またはそれに準ずる原因のために生じたことは原則的に補償事由に該当しない」と伝えた。
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