韓悳洙(ハン・ドクス)前首相が20日午前、ソウル瑞草区(ソチョグ)ソウル高等検察庁に設置された内乱特検チームの事務室から出ている。 [聯合ニュース]
韓前首相は19日午前9時30分に特検チームがあるソウル高等検察庁に出頭し、20日午前1時50分ごろ出てきた。取材陣は「長時間の調査だったが、どの点を釈明したのか」「拘束令状請求を控えているが、国民に話す言葉はないか」と質問したが、韓前首相は何も答えなかった。
韓前首相は先月2日に特検チームに初めて召喚され、14時間ほど取り調べを受けた。提起された疑惑が少なくないため、特検チームは韓前首相を相手に調査が必要な部分が多いとみている。これを受け、特検チームは韓前首相を追加で召喚するのか、すぐに身柄を確保するのかなどを検討する予定だ。韓前首相は陳述拒否権を行使しなかったという。
韓前首相は尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権の国政「ナンバー2」として昨年12月3日、当時の尹錫悦大統領の不法非常戒厳宣言の過程でほう助、加担したという容疑を受けている。特検チームは韓前首相が戒厳宣言の前後の意思決定などにすべて関与する核心的な位置にいたとみている。
また、特検チームは韓前首相に対して戒厳宣言の法律的欠陥を補完するためにカン・ウィグ前大統領室付属室長が作成した「事後戒厳宣言文」とその廃棄に関与した容疑、国会や憲法裁判所などで「戒厳宣言文を認知していなかった」と偽証した容疑なども捜査している。
このほか韓前首相は戒厳宣言の前後に李祥敏(イ・サンミン)前行政安全部長官、柳仁村(ユ・インチョン)前文化体育観光部長官、当時の秋慶鎬(チュ・ギョンホ)国民の力院内代表らと電話をした状況も特検チームに捕捉された。特検チームは韓前首相が不法戒厳宣言を認知しながらも加担またはほう助したのか、国会の戒厳解除要求決議案表決妨害疑惑に関与したのかなどを確認する方針だ。
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