2日、ウクライナのドネツク地方の集落でロシアのドローンが爆発し消防署員が火災を鎮圧している。[写真 AP=聯合ニュース]
ウォール・ストリート・ジャーナルは12日、「ウクライナ軍の一般兵士と高位幹部間の対立が大きくなっている」と報道した。
同紙によると、ウクライナ軍は旧ソ連時代にルーツを持つ硬直した下向式戦闘方式に従っている。このため不必要な死傷者が増加しており、士気が削がれ兵力募集にも悪影響を及ぼしている。
一部兵士らは将校が成功の可能性のない正面攻撃を命令しながらも、すでに包囲された部隊の後退と兵力救助要請は拒否すると不満を述べた。彼らの間では「大ソ連(ロシア)軍が小ソ連(ウクライナ)軍に勝つだろう」という自嘲混じりの嘆きが出ているという。
交流サイト(SNS)で軍上層部を公開批判することもおきている。あるウクライナ軍大尉はフェイスブックで「軍高位幹部が愚かな命令を出す。みなさん(軍上層部)の子どもも歩兵として服務し任務を成しとげるよう望む」と非難した。
彼は自身の部隊が非現実的な攻撃を開始しろとの命令を受けたと主張した。ロシア軍が進撃したクルスク地域ですでに多くの兵士が戦死したのに再び戦場に戻れとの命令を受けたということだ。
◇「ソ連式訓練受けた将校、現代戦理解できず」
兵士らは高位指揮官が「領土を失った責任を負いたくないために兵力が包囲されても後退を承認しない」と話す。
彼らは故郷にいる友人と家族にも「軍に入隊するな」と警告する。キーウ出身の50代の男性は今年初めに志願入隊したが、まともな訓練を受ける代わりに薪を集めなければならなかったと同紙に話した。この男性をはじめとして数万人の兵士が部隊から無断で離脱したり脱営したという。
ウクライナ軍で広がるこうした問題はもともとロシア軍で起きていたことだった。ロシア軍は兵士を「使い捨て」と考え非効率な戦術で戦争初期には数的優位にありながら決定的な突破口を作り出すことができなかった。同紙は「ウクライナ軍はロシア軍より(数的に劣勢にあり)さらに致命的」と指摘した。
同紙は「(ウクライナ軍の)参謀本部には依然としてソ連式軍隊で訓練を受けた将校が多い。軍が早く拡大して多くの人たちが退役後にも連れてこられ、彼らは急速の進化する先端ドローン戦争を理解できずにいる」と伝えた。
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