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【コラム】K-POPの首都ソウル、コンテンツを収める空間とシステムを整備すべき(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

仁川永宗島(インチョン・ヨンジョンド)に位置する複合エンターテインメントリゾート「モヒガン・インスパイア・エンターテインメント・リゾート」の「インスパイア・アリーナ」。円形広場ロタンダにデジタルパネルで装飾されたキネティック・シャンデリアが目を引く。[中央フォト] 

◇K-POPブームの中、貧弱な韓国の公演インフラ

「鵲虎図バッジはありますか?」


8月のソウル竜山(ヨンサン)の国立中央博物館ミュージアムショップ前には長い行列ができていた。博物館のグッズを求める人たちだ。Netflixアニメ『K-POPガールズ! デーモン・ハンターズ』の人気キャラクター「ダフィ」を思わせるトラのバッジが飛ぶように売れていたのだ。


このコンテンツの主人公は、現実のアイドルではなく、バーチャルガールズグループ「HUNTR/X(ハントリクス)」。彼女たちの主題歌『Golden』は英国ポップチャート1位を獲得し、オフラインのグッズは売り切れ続出となった。

私たちは今、決定的な転換点に立っている。デジタル世界で誕生したコンテンツがオフライン空間で実体化し、ファンはその実体を「体験」しようと集まってくる。コンサート会場でも博物館でも、現実の空間がデジタル世界の舞台の延長線になっているのだ。オンラインとオフラインの境界は崩れ、人々はデジタルコンテンツをオフラインで「体験」したがっている。この流れは一時的なトレンドではない。

同時に、デジタル革命は音楽産業のパラダイムを根本から変えてしまった。かつて音楽産業はCDなどの音盤販売を中心に成長してきた。音盤販売が最大の収入源であり、その宣伝のための手段としてコンサートが重要視されていた。つまり、コンサートで得る収益はそれほど重要視されず、あくまで手段に過ぎなかったのだ。

しかしインターネット革命は音楽産業の構造を根こそぎ変えた。収益の中心は音盤販売からストリーミングサービスへと移った。アラン・クルーガー元プリンストン大学教授は著書『ROCKONOMICS 経済はロックに学べ!』でデヴィッド・ボウイの言葉を引用し、「デジタル時代の音楽は電気や水道のように簡単にアクセスできる公共財となり、その結果、希少性が消えた」と指摘した。デジタル音源が公共財的な性質を持つようになったことで、多くのミュージシャンにとって音源収益は実質的な利益には結びつかなくなった。そのため「公演こそが収益の最後のチャンスになる」という警告は現実のものとなった。

実際、北米ではミュージシャンの収入の上位1%が全体収益の60%を占めるという極端な不均衡の中、残りの99%はコンサート舞台以外では収益を期待できない状況に置かれている。コンサートは単なる付随的手段ではなく、生き残るための核心的手段となった。今やコンサートは単にアーティストの音楽を特定の場所で観客に直接届ける場にとどまらず、産業として成長・成熟し、都市経済にも当然影響を及ぼしている。

◇産業として成長・成熟するコンサート

オックスフォード・エコノミクス(Oxford Economics)の報告によると、2019年時点で米国のコンサート産業の総経済効果は約1326億ドル(約19兆4140億円)に達した。このうち直接的な産業効果だけで552億ドル、さらに間接・誘発効果を含めると約91万件の雇用を創出した。100ドルのコンサートチケットが都市経済に及ぼす波及効果は平均434.92ドルにのぼり、宿泊・交通・飲食・ショッピング・レジャーなど、さまざまな産業がコンサートを中心に絡み合っている。

コンサートは単に音楽を聴く場所ではない。都市が動き、産業がつながり、人々が時間を費やす高密度な経済的事件なのだ。コンサート産業はもはや文化コンテンツ産業の付属物ではない。それ自体が産業であり、都市戦略の核心となっている。

では、私たちはこの転換の時代に対して準備はできているのか。この問いに答えるには、まずK-POPアーティストが実際どこで公演しているのかを見なければならない。驚くべきことに、彼らはソウルよりも海外で、より頻繁に、より大規模な舞台に立っている。

BTSは米国ロサンゼルス(LA)のSoFiスタジアムで4公演によって約21万人を動員し、北米公演史上2番目に高い収益を記録した。TWICE(トゥワイス)は海外女性アーティストとして初めて東京ドームで3日連続満員を達成。BLACKPINK(ブラックピンク)が2022年に開始したワールドツアーは計180万人を動員し、アジアアーティスト史上最高の収益を上げた。SEVENTEEN(セブンティーン)は今年初め、シンガポールのナショナル・スタジアムだけで800万ドル以上のセールスを記録した。

多くのアーティストが、ソウルよりも海外の舞台でより活発に活動していることになる。なぜソウルではなく海外なのか。その理由は単純で、「舞台がない」からだ。そしてその舞台を、他の都市は周到に準備してきた。


【コラム】K-POPの首都ソウル、コンテンツを収める空間とシステムを整備すべき(2)

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