京畿南部警察庁と雇用労働部の関係者が12日、仁川市延寿区のポスコE&C本社の社屋に押収品を入れるボックスを持って移動している。京畿南部警察庁光明-ソウル高速道路工事現場事故捜査担当チームと雇用労働部安養支庁は12日午前9時から約70人を投入し、3社・5カ所に対する差押許可状を執行中と明らかにした。 [ニュース1]
これら機関は今回の家宅捜索で事故が発生した揚水機の施工と管理に関する書類、電子情報現場の安全管理計画書、有害危険防止計画書を確保する方針だ。ポスコE&Cが相次ぐ産業災害ですべての現場の作業を中断し、緊急安全点検をした後に作業を再開して事故が発生しただけに、安全点検に関する資料も押収する予定だ。
警察は業務上過失致傷容疑でポスコE&CとLTサンボの安全保健管理責任者2人を刑事立件した状態だ。労働部も産業安全保健法違反容疑で2人と法人を立件したという。
事故は4日午後1時34分ごろ、光明市玉吉洞(オクギルドン)光明-ソウル高速道路第1工区延長工事現場で発生した。地下18メートル地点にあるこの揚水機を点検していたミャンマー人Aさんが感電と推定される事故で突然倒れた。Aさんは心停止状態で病院に搬送されたが、現在、呼吸を回復している。しかしまだ意識は戻っていない状態だ。
下請け会社所属の勤労者Aさんはこの現場で6カ月間ほど勤務していたという。事故の前日に降った雨で揚水機が作動しないため、工事現場の関係者とともに揚水機の方に下りた後に被害にあった。
現場周辺には揚水機のほかに電流が流れるような設備や道具はなかったことが確認された。この現場は揚水機にだけ別に電気を供給する分電盤が設置されていたが、Aさんが感電事故にあった当時は電気遮断機は下りていない状態だった。分電盤には感電防止用の漏電遮断機も設置されていた。警察は漏電遮断機が正常稼働したか、事故当時にAが安全装備をまともに備えていたか、安全教育をまともに受けたかなども調査している。
◆「呼吸はするが意識がない」
京畿道消防災難本部が共に民主党の権七勝(クォン・チルスン)議員室に提出した事故現場通報記録によると、最初の通報は事故発生の直後にあった。通報者は事故現場の住所を伝えながら「すぐに車を送ってほしい。働いている人が倒れた」と伝えた。119番側の要員が「どこをけがしたのか」と尋ねると、通報者は「どこかは分からず、突然意識を失った。呼吸をしていないようだ。心肺蘇生術をしている」と答えた。通報者はその後、救急状況管理士との電話で「(心肺蘇生術で)呼吸をしている。意識は戻っていない。急いで来てほしい」と要請した。救急状況管理士が「横にして呼吸しやすい姿勢にしえ、服など体を締めつけるところをなくしてほしい」と指示した後、「突然倒れたのか」と尋ねると、通報者は「自分たちも正確になぜ倒れたのか分からない」と答えた。
その後も事故現場では119要員から午後1時35分と午後1時39分の2回さらに電話がかかってきた。2回目の電話で通報者は「少し動くようだ。急いで来てほしい」と促した。3回目の電話では「目がわずかに開いていて、あくびをするように息をしている。目が半分ほど開いている」と伝えた。119要員が「目を合わせているといるのか」と尋ねると、通報者は「目は合わせていない」と説明した。
一方、事故発生の翌日の5日、ポスコE&Cの鄭熙珉(チョン・ヒミン)社長は繰り返し発生する重大災害事故の責任を取って辞意を表明した。
李大統領は6日、ポスコE&Cに対する建設免許取り消し、公共入札禁止など法律上可能な案をすべて確認して報告してほしいと指示した。
この記事を読んで…