イエス24本社。6月にランサムウェア攻撃でホームページが接続できなったころに撮影された写真。[写真 聯合ニュース]
イエス24は11日、「きょう(11日)午前4時40分ごろに発生した外部ランサムウェア攻撃によりサービス利用に不便をかけた点を深く謝罪する。バックアップデータを活用したサービス復旧作業を進め、午前11時30分基準ですべてのサービスが正常に接続と利用が可能な状態であることを案内する」と公示した。
イエス24はこの日午前、「外部ランサムウェア攻撃を受けサービス接続が不可能な状況が発生した。当社はもしもの可能性に備え現在システムを緊急遮断して追加被害を防止し、セキュリティ点検と防御措置を施行している。バックアップデータを活用してサービスを速やかに復旧中」と明らかにしていた。
ランサムウェアは通常、ハッカーがコンピュータシステムをロックしたりデータを暗号化したりし、これを人質にして金銭を要求する悪性プログラムを指す。
イエス24は6月9日にもランサムウェア攻撃を受け5日間にわたりホームページが接できない状態となった後、順次サービスを復旧した。6月の事件に対し韓国インターネット振興院(KISA)は今月7日に公開した「2025サイバー脅威動向報告書」を通じ「最も重要な問題点は主要データに対するオフサイトバックアップ体制がイエス24には構築されていなかった点」とし、「結局攻撃者との交渉で正常化したことに対し外部セキュリティ専門家から多くの心残りと再発リスクなどを心配する声が提起された」と指摘した。
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