白恵蓮議員(左端)、朴昌達元議員(左から2人目)、尹厚徳議員(右端)が29日にハノイのベトナム共産党でトー・ラム 書記長と記念撮影している。写真外交部
韓国大統領府の姜由楨(カン・ユジョン)報道官は7日、「李大統領は11日に首脳会談と国賓夕食会などを通じラム書記長と政治・安全保障、貿易・投資分野のほか、原発、高速鉄道、スマートシティなど国策インフラ科学技術と人材養成など未来戦略分野について深く話し合う予定」と明らかにした。
姜報道官は「ベトナムは韓国の包括的戦略パートナーで東南アジア諸国連合(ASEAN)の核心協力国。ラム書記長の国賓訪問を通じベトナムとの関係をより未来志向的で互恵的に発展させたいという両国の意志を確認し、ASEANとの協力もさらに強化する契機になるものと期待する」と付け加えた。
首脳会談では経済分野が主要議題に上がる見通しだ。韓国は累積基準でベトナムの最大投資国だ。トランプ米大統領がベトナムに20%の相互関税を課し、ベトナムに進出した韓国企業もその影響に神経を尖らせている。姜報道官は「関税も(首脳会談)対話の中で自然にやりとりしないだろうかと予測する」と話した。
ラム書記長は今回の訪韓で主要企業オーナーとの連鎖会合も進める。サムスンをはじめ現代自動車、SK、LGなどベトナムに事業所を置く企業のオーナーと会い投資計画とインセンティブ提供案などを議論するものとみられる。
首脳会談ではベトナム戦争当時に韓国人とベトナム人の間で生まれた「ライダイハン」と関連した言及も出る予定だ。李大統領は6月19日の閣僚会議で「ベトナムでも韓国に来たがる人は多いはずで、人道的次元からベトナム人を多く受け入れたり、ベトナムに対しインセンティブを与えよう。こうした人たち(ライダイハン)に対してはできるならみんな受け入れるのはどうだろうかと考える」と話した。
「李大統領の発言に対する後続措置は用意されているか」という質問に、姜報道官は「韓国とベトナムは経済的な部分と文化・芸術的な部分、そして先端科学技術の部分において人材養成など未来志向的に互いに助けになる部分が多いと考え、多くの話を交わしたいと互いに協議した。その部分に対する話をさらに多く公開的な席ですることにしたと承知している」と述べた。
ラム書記長は韓国の文化・芸術分野に関心が高いという。姜報道官は「(ラム書記長が)文化・芸術と関連して行きたいところとして要請する部分が多いと理解している。会いたい人もいるといい、その部分に集中した議論が続いている」と話した。
ベトナム共産党書記長が韓国を訪れるのは11年ぶりだ。2014年10月にグエン・フー・チョン書記長が韓国を国賓訪問し朴槿恵(パク・クネ)大統領(いずれも当時)と首脳会談を行った。この首脳会談を契機に韓国とベトナムの自由貿易協定(FTA)が妥結した。
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