7月の猛暑と豪雨の影響で農産物価格が大きく上がり、消費者物価が2カ月連続で2%台の上昇を継続した。前月と比較するとホウレンソウが78.4%、ハクサイが25.0%、サンチュが30.0%など野菜類の物価上昇が目立った。写真は5日、ソウル市内の大型マートに陳列されたホウレンソウ。[写真 聯合ニュース]
消費者の体感品目を集めて算出する生活物価指数は前年より2.5%上がった。6月の2.5%と上げ幅が同じだ。農畜水産物物価は前年より2.1%上がって6月の1.5%より上げ幅が大きくなった。その上に韓国が主に輸入するドバイ原油の平均価格が1バレル=69.2ドルで昨年7月の83.9ドルより下落するなど石油類価格が下落したことが物価上昇率を多少ながら低くした。
猛暑の影響が本格化し野菜類などの価格上昇が激しい。6月と比較すると消費者物価は0.2%上がったが、野菜、果物、水産物などを生鮮食品指数は前月より2.0%上昇した。生鮮野菜が前月より4.5%上がり上げ幅が最も大きく、生鮮果実も前月より1.8%上がった。水産物が含まれる生鮮魚介はサバ禁漁期などが解除され前月より0.7%下落した。ただ前年と比較すると7.6%上がり、2023年2月の8.1%から2年5カ月ぶりの上げ幅となった。
品目別では暑さに弱いホウレンソウが前月比78.4%上がり価格が最も大きく上がった。若大根が57.1%、サンチュが30.0%、ハクサイが5.0%など、上げ幅が大きかった。果物類もブドウが28.8%、スイカが12.2%など価格が上がった。
8月にも生鮮食品の価格上昇の勢いが激しい。韓国農水産食品流通公社(aT)によると、4日基準でハクサイ1株の平均小売価格は6222ウォンで前月より70.9%上がった。ホウレンソウが78.9%、トマトが69.7%など、上昇傾向が急だ。スイカは4日基準で1個当たり3万2746ウォンとなり前月より31.3%上がった。韓国銀行は「8月の物価は集中豪雨や猛暑などの余波で農畜産物価格が高い上昇率を示すだろう」と分析した。
加工食品と外食など個人サービス物価もなかなか抑えられずにいる。加工食品物価は出庫価格引き上げの影響などで前年同月より4.1%上がった。6月の4.6%より上げ幅は鈍化したが、これさえも大型マートのセール行事などの影響が反映された。外食などを含めた個人サービス物価は前年より3.1%上がった。このうち外食物価は3.2%上がり前月の3.1%より上昇幅が大きくなった。外食物価を構成する39品目のうちピザを除いた38品目の物価が上昇するなど全般的に価格が上がっている。加工食品と外食物価は一度価格が上がるとなかなか下がらず、粘り強い物価上昇を呼び起こす代表要因だ。
先月21日に申請を始めた消費クーポンの影響も反映され始めた。国産牛肉価格は前年より4.9%上がり、前月の3.3%より上昇幅が大きくなった。牛肉は災害支援金などが支給されるたびに需要増加により価格が上がる代表品目だ。韓国政府は消費クーポンが物価に与える衝撃を減らすために韓牛供給量を30%増やした状況だ。
韓国政府はハクサイの政府使用可能量の放出規模を1日平均50~150トンから200~300トンに増やし、スイカなどの価格が大きく上がった品目は政府割引支援を継続することにした。
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