ポスコE&Cの鄭熙珉代表理事(左)と関係者らが先月29日に相次ぐ現場死亡事故と関連した謝罪文発表に先立ち頭を下げあいさつしている。[写真 聯合ニュース]
鑑識は事故が発生した地下ポンプ施設を中心に行われている。地下18メートル地点にあるこのポンプでは前日午後1時34分ごろにミャンマー人作業員が感電とみられる事故で病院に運ばれた。作業員は心停止状態で病院に搬送されたが、現在の呼吸を回復した。だが依然として意識は戻っていない状態だ。
下請け企業所属の作業員はこの現場で6カ月ほど勤めていたという。現場周辺で清掃をしながらポンプ業務を担当していた。作業員は事故前日に降った雨でポンプが作動しないため工事現場関係者とともに下りていき事故に遭った。
事故地点は高速道路がトンネルを通過する区間で、工事のため地面を道路幅と同水準の数十メートルにわたり掘ってあったが、事故前日に降った雨で水が貯まっていた。当時この作業員はヘルメットと長靴を着用した状態だった。絶縁手袋など感電予防装備を着用していたのかは調査中だ。警察関係者は「ともに現場に投入された関係者は『現場に下りていった作業員が突然倒れた』と陳述している。感電予防装備の有無と作業方式、マニュアル通りに作業したのかなどは調査中」と話した。
一方、ポスコE&Cの工事現場では、1月に慶尚南道金海(キョンサンナムド・キムヘ)のマンション新築現場で転落事故、4月に京畿道光明の新安山(シンアンサン)線建設現場崩壊事故と大邱(テグ)住商複合ビル新築現場の転落事故など、今年に入って4回の死亡事故が発生した。先月28日に慶尚南道の咸陽(ハミャン)・蔚山(ウルサン)高速道路の宜寧(ウィリョン)インターの工事現場で斜面補強作業をしていた60代の作業員が穿孔機に挟まれ死亡する事故が発生すると、翌日に李在明(イ・ジェミョン)大統領が閣議で「未必の故意による殺人」と言及して叱責し、ポスコE&Cは謝罪文を発表して全現場に対する安全点検に入った。事故現場は安全点検で問題がないと独自に判断して4日に作業を再開していた。
労働当局もすぐに作業中止措置を取り、事故原因と産業安全保健法、重大災害処罰法違反の有無に対する調査に着手した。
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