コメディアンのイ・スジとキム・ギュウォンが3日「2025クーパンプレイシリーズ」第2戦のトッテナム・ホットスパーとニューカッスル・ユナイテッドの試合でコールドプレイのコンサート中に生中継された「不倫行為」をパロディした。[クーパンプレイの中継画面 キャプチャー]
3日、Coupang Play Sportsの公式SNSには「やはりパロディの名手! イ・スジ&キム・ギュウォンの不倫キスカムのパロディ」というタイトルの動画が投稿された。
映像には同日、ソウルワールドカップ競技場(W杯)で開催された「2025クーパンプレイシリーズ」第2戦、トッテナム・ホットスパー対ニューカッスル・ユナイテッドの試合中の様子が収められている。この日は、孫興慜がトッテナムのユニフォームを着てプレーする最後の試合として、約6万5000人の観客が集まった。
試合中にスタジアムの大型スクリーンカメラに映し出されたイ・スジは、キム・ギュウォンとともに先月のコールドプレイの「不倫スキャンダル」を再現した。2人は寄せ合った後、画面に映った自分たちの姿に驚くふりをし、カメラに手を振って慌てて身を隠すというコント風の演出を見せた。
観客からは大きな笑いを誘い、解説陣は「コールドプレイのパロディが登場しました」「不倫がスクリーンにリアルタイムで映し出され、6万5000人がイ・スジさんの『不倫現場』を目撃しました」とコメントした。
この動画は、投稿から約3時間で再生回数が100万回を突破するなど、大きな注目を集めた。ネット上では「現場にいたけど、めっちゃ笑った」「イ・スジが既婚者だからこそ完璧なパロディ」「再現力が高すぎてセンス抜群」などの反応が寄せられた。
イ・スジとキム・ギュウォンがパロディにした元ネタは、先月16日に米マサチューセッツ州ギレットスタジアムで行われたコールドプレイのコンサート中の「キスカム事件」だ。
当時、中年の男女が寄せ合ってステージを見つめる様子がスクリーンに映し出され、2人はカメラに気づくと慌てて身を隠し、顔を覆った。
この場面を見たコールドプレイのボーカル、クリス・マーティンは「不倫中か、すごく恥ずかしがり屋なのかもね」とジョークを飛ばした。
この映像はSNSで急速に広がり、ネットユーザーたちは映像に映った男女の身元を特定した。2人は、米IT企業「アストロノマー」のCEOアンディ・バイロン氏と、同社のCPO(最高人事責任者)クリスティン・キャボット氏だということが分かった。
バイロン氏は妻と2人の娘がいる既婚者で、キャボット氏は2022年に離婚していた。不倫疑惑の渦中に立たされたバイロン氏は、先月19日にCEOを辞任した。
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