豪雨による被災地である中国・北京市郊外の密雲区に、30日、救援物資が届けられている。[写真 AP=聯合ニュース]
北京市政府常務副市長の夏林茂氏は、31日の記者会見で、7月23日から29日まで北京に降り続いた豪雨により、計44人が死亡し、9人が行方不明となっていると発表した。
豪雨の被害は、密雲区・懐柔区・延慶区・平谷区など、北京市郊外の山間部に集中しており、特に北東部郊外の密雲区にある高齢者介護施設では、31人が死亡したことが確認されている。
また、行方不明となっている9人のうち4人は、最前線で救助活動を行っていた村レベルの共産党委員会の書記だったと市当局は明らかにした。さらに、今回の豪雨によって30万人以上が被災し、2万4000棟以上の住宅が損壊したという。
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