7月の全国平均気温が27.0度となり、1994年7月(27.7度)に次いで、1973年以降の7月としては2番目に高かったことが分かった。31日、ソウルの建設現場では作業員が扇風機に当たって暑さをしのいでいる。[写真 聯合ニュース]
31日、気象庁の「気象データ開放ポータル」によると、ソウルの7月(1〜30日)の平均気温は28.6度を記録した。1908年にソウルで7月の気象観測が始まって以来、最も高い数値だ。この日午後5時現在、ソウルの最低気温は29.3度、最高気温は34.6度となり、7月の平均気温記録の更新はほぼ確定的となった。これまでの最高記録は1994年の28.5度だった。
ソウルの7月の熱帯夜日数も記録を更新した。1〜30日のうち、70%以上にあたる22日間で熱帯夜が観測され、これまでの記録(1994年・21日)をすでに上回った。30日から31日の夜間にも気温が29.3度を下回らず、観測史上最も暑い7月の夜となった。この夜も熱帯夜が続けば、記録は23日に伸びる。
このように7月に異例の猛暑が発生したのは、梅雨明け後に首都圏を中心に40度に迫る猛暑が長く続いたためだ。気象庁のイ・チャンジェ予報分析官は、「北太平洋高気圧とチベット高気圧が韓国上空に位置し、猛暑が強まった」とし、「南東風系の風が吹き、フェーン現象(風が山を越えて気温が上がる現象)が加わり、北西地域を中心により高い気温が記録された」と説明した。
全国的な夏の暑さの記録も、これまで最も暑い年とされた1994年と2018年を上回る傾向を示している。6月から7月30日までの全国平均日最高気温は30.1度で、94年(29.9度)と18年(29.5度)を押しのけて過去最高となった。日平均気温と夜間最低気温(午後6時1分〜翌日午前9時)もそれぞれ25度と21度で最も高い。
猛暑の勢いは当分収まらないと予想されている。熱帯低気圧に弱まった台風8号「コメイ」と台風9号「クローサ」が切り離した2つの高気圧(チベット高気圧・北太平洋高気圧)が韓半島(朝鮮半島)を二重に覆っているためだ。
来週初めの4日からは、台風9号が北東へ進みながら高気圧が弱まる見通しだが、高温多湿な南風が流れ込み、より湿気が多く体感温度も上昇すると見られる。
8月には7月よりもさらに極端な暑さが続くという見通しもある。釜慶(プギョン)大学環境大気科学科のキム・ベクミン教授は、「韓国周辺を含む北太平洋の海面水温が異常に高い状況だ」とし、「その影響で北太平洋高気圧が厚く拡張し、8月も非常に暑い1カ月になるだろう」と述べた。
気象庁も今年8月の平均気温が平年より概ね高くなると予測している。季節的にも8月の気温は7月より高い傾向がある。気象庁のウ・ジンギュ報道官は、「8月は全般的に7月よりも気温が高い実質的な猛暑の時期」とし、「全国で40度を超える猛暑が発生しないとは断言できない」と述べた。
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