日本の野党第一党、民主党所蔵の石井紘基（６１）衆院議員が２５日午前、自宅前で刺されて死亡する事件があり、日本の政界に衝撃を与えている。

石井議員はこの日午前１０時４０分、東京世田谷区の住宅街にある自宅から出て、迎えの車に乗り込もうとしたところ、５０代と見られる男が突然刃物で襲いかかって左胸を刺され、病院に運ばれた直後、死亡した。

警察庁では、石井議員が議院活動を通じて、政治家の利権問題や行政の不祥事などを積極的に取りあげてきた点から、怨みによる犯行の可能性が大きいと見て、逃げた犯人の行方を追っている。


これについて、小泉純一郎首相は「いかなる状況においても、政治活動を暴力で封殺、暗殺することは断じて許されない」とし「強い怒りを覚える」と語った。