米プロレスの伝説とされるハルク・ホーガンさんが昨年7月18日(現地時間)、米共和党全国大会で演説し、自らのTシャツを引き裂きながらドナルド・トランプ米大統領を「ヒーロー」と呼ぶ姿。[写真 ロイター=聯合ニュース]
トランプ氏は同日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」を通じて「彼は(昨年7月の)共和党全国大会で全身に身震いが走るような演説を行った」と回想した。
トランプ氏の熱烈な支持者の一人であるホーガンさんは、当時トランプ氏を大統領候補として正式に指名する共和党全国大会で応援演説を行い、彼特有の「Tシャツ破り」パフォーマンスで観客の注目を集めた。
トランプ氏は「彼は強くてタフで、賢く、そして最も大きな心(心意気)を持つ『マガ』(MAGA=Make America Great Again=アメリカを再び偉大に)だった」と語った。
さらに「彼は世界中のファンを楽しませ、その文化的影響力は巨大だった」と付け加えた。
ホーガンさんは同日、フロリダ州クリアウォーターにある自宅で71歳で死去した。死因は心臓発作と伝えられている。
ホーガンさんは1980年代中盤から1990年代初頭にかけてプロレスの世界的な人気を牽引した人物だ。本名は「テリー・ボレア」で、WWE史上最高のスターの一人と評価される。ホーガンさんはWWEチャンピオンシップを少なくとも6回獲得し、2005年にはWWE殿堂入りを果たした。
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