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韓国詩人の金惠順氏、『死の自叙伝』でドイツ国際文学賞受賞…アジア初

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

韓国詩人の金惠順(キム・ヘスン)氏(70)が詩集『死の自叙伝』(2016)のドイツ語訳で、ドイツ語圏で権威ある文学賞の一つである国際文学賞を受賞した。写真は2022年4月、金氏がソウル麻浦区(マポグ)の出版社「文学と知性社」の社屋で行われた14作目の詩集『地球が死んだら月は誰のまわりを回る?』(原題)出版記念記者懇談会でインタビューに応じている様子。[写真 文学と知性社]

韓国の詩人、金惠順(キム・ヘスン)氏(70)が詩集『死の自叙伝』(2016)(以下、作品名はすべて原題)のドイツ語訳版(『Autobiographie des Todes』)で、ドイツ「世界文化の家(HKW)」が授与する国際文学賞を受賞した。

HKWは現地時間で17日に行われた授賞式で、最終候補6人のうち金氏を受賞者として発表した。今年5月に発表された他の候補には、トルコのドアン・アカンル氏、カナダのサラ・バーンスタイン氏、ウクライナのアンナ・メリコヴァ氏、フランスのネージュ・シノ氏、米国のジェスミン・ウォード氏がいた。


この賞は2009年に制定されて以来、アジア人として初、詩人としても初の受賞となる。これまで韓国人では、2017年に小説家・韓江(ハン・ガン)氏の『菜食主義者』が最終候補に選ばれたことがあった。


審査委員団は満場一致で金氏を選定し、「金惠順の『死の自叙伝』は『死の母語』を言語化したものだ。仏教の四十九日忌法要に根ざしたこの49編の連作詩を通じて、私たちは奇跡に近い合唱に出会うことになる」と評した。続けて「死と対話しようとする出発点である言語への深い理解が伝わる優れた翻訳である」と称賛した。

この国際文学賞は、HKWとハンブルクにあるエレメンタール・タイルヒェン財団が国際文学の振興と翻訳に注目して制定した賞だ。現代の国際文学における優れた作品のうち、ドイツ語で初めて翻訳・出版された作品が対象となり、作者と翻訳者の双方が受賞者となる。作家には2万ユーロ(約345万円)、翻訳者には1万5000ユーロが授与される。2023年から詩部門が新設された。『死の自叙伝』は、今年2月にドイツの出版社フィッシャーから刊行された。

金氏は韓国からオンラインで受賞の喜びを伝えた。彼女は「翻訳者のパク・スルさんとウリアナ・ヴォルフさん、審査委員の皆さん、HKW、フィッシャー出版社のフォーゲル代表と編集者のマドレーヌさん、そして朗読イベントを企画したベルリン詩文学館のマティアスさんに深く感謝します」とコメントした。

共訳者である詩人のパク・スル氏(36)とウリアナ・ヴォルフ氏(46)は授賞式に直接出席し、賞を受け取った。パク・スル氏はドイツ・ヒルデスハイム大学哲学科の教授で、ヴィトゲンシュタイン、ニーチェ、ヘルダーリン、トラークルの著作を韓国語に翻訳してきた。また、今年3月に初の詩集『オートパイロット』を刊行した。ヴォルフ氏も現地で詩人として活動している。

『死の自叙伝』は金氏の第12作目の詩集で、2015年に金氏自身が地下鉄の構内で体が崩れるようにして倒れた実体験がモチーフとなっている。彼女は「この経験の後、眠らなくても死の世界を漂っている体を感じるようになった」と語った。詩集には個人的な経験と共に、セウォル号沈没事故やMERS(中東呼吸器症候群)事態など、社会的悲劇の体験も織り交ぜられている。仏教の四十九日忌法要の伝統に従い、「一日」から「四十九日」までの副題が付いた49編の連作詩で構成されている。

この作品を起点に、「金惠順 死の三部作」と呼ばれる『翼 幻想痛』(2019)、『地球が死んだら月は誰のまわりを回る?』(2022)は、新作エッセイ『死の母』とともに1冊にまとめられ、『金惠順 死のトリロジー』(2025)として先月刊行された。

金氏は2019年、『死の自叙伝』の英語訳でカナダのグリフィン詩文学賞を受賞している。また2024年には『翼 幻想痛』の英語訳で全米図書評論家協会賞を受賞した。いずれも韓国人作家としては初の快挙だった。



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