16日(日本時間)、MLBオールスター戦に出場したマルテ [AP=聯合ニュース]
報道によると、米アリゾナ州スコッツデール地域の警察担当者は「窃盗事件はMLBオールスター戦が開催された16日にあったと推定する」とし「当時、自宅は留守中で、宝石など高価品と多くの個人の物品がなくなった」と伝えた。
有名スポーツスターがオールスター戦や遠征試合中に窃盗被害にあう事件はこれまでもあった。2017年には米プロバスケット(NBA)ロサンゼルス・レイカーズでプレーしたニック・ヤングがオールスター戦出場のため不在中、自宅から53万ドル(約8000万円)相当の宝石と現金を盗まれた。
元メジャーリーガーで韓国のキウム・ヒーローズでプレーしたヤシエル・プイグも2017年に17万ドル相当の窃盗被害にあった。
AP通信は「有名スポーツスターは留守にする日程が公開されるため窃盗犯の標的になりやすい」とし「米国連邦捜査局(FBI)は米プロスポーツリーグに注意を促した」と話した。
ドミニカ共和国出身のマルテは今年、特に良くないことが多い。先月25日のシカゴ・ホワイトソックスとの遠征試合中には相手チームの観客から侮辱を受けて涙を流した。
当時、観客は2017年に交通事故で亡くなったマルテの母に関する暴言を浴びせた。怒ったマルテは涙を流し、試合が一時中断され、アリゾナ球団は激しく抗議した。結局、MLB事務局はこの観客を見つけ出し、全球場無期限出入り禁止処分を下した。
マルテはその後も変わらず活躍し、前半戦を打率2割9分0厘、19本塁打、40打点という成績で終えた。ただ、気分良くオールスター戦を終えて後半戦の準備を始めようとする時点にまたも予期せぬ不運にぶつかった。
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