ワニ[写真 AP=聯合ニュース]
16日(現地時間)、ザ・タイムズ・オブ・インディアによると、インド中部マディヤ・プラデーシュ州のダモ地域で、前日サントシ・ラニさん(Santoshi Rani)という女性がワニに襲われて引きずられたが、息子によって奇跡的に助かった。
当時サントシさんは、水路で稲の苗を洗っていたところ、突如水路から現れたワニに噛まれて引きずられたという。
サントシさんは「助けて!」と大声で叫びながら助けを求めた。近くで作業をしていた息子のカリチャランさんがその声を聞き、すぐに駆けつけた。
カリチャランさんはためらうことなく水路に飛び込み、ワニと格闘して母親を救い出した。
サントシさんは足と腕に深い傷を負い、近くの診療所に搬送された。現在は安定した状態だと報じられた。
サントシさんによると、地元の森林関係者に「村人の誰も、この水路にワニがいることを知らなかった」と伝えたという。
森林当局は、サントシさんに対して経済的支援を提供した。また、村民には「ワニを追跡して捕獲し、より安全で適切な生息地に放す」と約束した。
一方、この地域ではワニによる人間への攻撃が初めてではない。今月11日にも、村の祭りの際に女性がワニに襲われ、川に引きずり込まれる事件が発生した。女性は約1時間の捜索の末、近くの茂みから遺体となって発見された。
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