連日上昇していたＫＯＳＰＩ（韓国総合株価指数）が心理的抵抗線の３２００に達した後、やや値を戻した。ＫＯＳＤＡＱは先月２４日以降、今年に入って２回目に８００（終値基準）に達した。

１１日の韓国取引所によると、この日、ＫＯＳＰＩは前日比０．２３％下落した３１７５．７７で取引を終えた。ＫＯＳＰＩは午前に一時３２１６．６９まで上がり、取引場を基準に２０２１年９月７日（３２０１．７６）以来３年１０カ月ぶりの最高値となった。前日のトランプ米大統領の関税関連発言にもかかわらずニューヨーク株式市場が一斉に値上がりした影響と解釈される。しかしＫＯＳＰＩは３２００を超えた後、利益確定売りが出て小幅下落した。この日、外国人と機関が１２６８億ウォン、６６４億ウォンの売り越しとなった一方、個人は１４６７億ウォン分を買い越しとなった。


ニューヨーク株式市場とビットコインも過去最高値を更新した。トランプ大統領が関税戦争から結局は後退するという認識が広がりながらだ。


１０日（現地時間）のニューヨーク証券取引所でＳ＆Ｐ５００は前営業日比１７．２ポイント（０．２７％）高の６２８０．４６で、ナスダック総合指数は１９．３３ポイント（０．０９％）高の２万６３０．６７で取引を終えた。Ｓ＆Ｐ５００とナスダック総合指数はこの日それぞれ過去最高値を更新した。ダウ工業株３０種平均も前営業日比１９２．３４ポイント（０．４３％）高の４万４６５０．６４で取引を終えた。

世界上場企業のうち時価総額１位のエヌビディアはこの日、終値基準で初めて時価総額４兆ドル（約５８９兆円）を超えた。