7日午後、ソウル汝矣島(ヨイド)国会で開かれた科学技術情報放送通信委員会全体会議に出席した李真淑(イ・ジンスク)放送通信委員長 [写真 ニュース1]
姜報道官は「最近、監査院は李委員長が政治的に偏向のある発言で公務員の政治運動を禁止する国家公務員法を違反したと判断した」とし「にもかかわらず、李委員長は国務会議に出席し、個人の政治的立場を引き続き表明した」と述べた。続いて「非公開会議で出た発言や討議内容を歪曲して政治に活用するのは公職紀綱弛緩」と話した。国務会議からの李委員長排除は姜勲植(カン・フンシク)大統領秘書室長の建議によるものという。
「本人の意思に反して国務会議から排除できるのか」という質問に対し、姜報道官は「議長が必要と認める場合は重要職位の公務員を同席させることができる」という国務会議規定を根拠に「同席させるかどうかは国務会議を主宰する議長(大統領または首相)の権限」と答えた。
その後、李委員長は放送通信委員会の記者室を訪問し「個人的に遺憾」とし、「『統合大統領』李大統領に対する強い信頼があったため放送通信委員会所管の業務を申し上げた」と述べた。
与党の辞任要求に対しては「現行法上、私の任期は来年8月24日まで」と一蹴した。
李委員長は7日の国会科学技術情報放送通信委員会全体会議で、共に民主党が推進する放送3法に関連し「李大統領から放送通信委員会の(自体)案を作ってみるよう業務指示を受けた」と発言し、議論を呼んだ。姜報道官は8日、「指示というより意見を聞いたのに近い」と反論し、この日の国務会議で李大統領は「非公開会議内容を個人の政治に歪曲して活用してはいけない」と李委員長を叱責した。
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