2023年2月6日に紛争中の南シナ海で中国海洋警察の船舶が緑色の軍事用レーザー光線を照射している。[写真 フィリピン沿岸警備隊]
ドイツ外務省はこの日、Xを通じ「欧州連合(EU)のアスピデス作戦を遂行していたドイツ軍機を中国軍がレーザーで狙った。ドイツの人材を危険にさらす行為と作戦妨害は絶対に容認できない」と明らかにした。
ドイツ外務省この日、駐独中国大使を呼んで抗議したと明らかにした。
ドイツの偵察機はイエメンのフーシ派の攻撃から民間船舶を保護するための欧州連合(EU)のアスピデス作戦を遂行しているところだった。
ドイツ国防省は多重センサープラットフォーム(MSP)航空機が今月初めに紅海で複数回にわたり遭遇した中国の軍艦から「いかなる理由も事前通知もなく」レーザー攻撃を受けたと明らかにした。
ドイツ国防省報道官は「中国軍艦がレーザーを照射し、人命と財産を危険に陥れる危険にさらされた」と話した。
ドイツ国防省は「予防次元で偵察機の任務を中断した。偵察機はジブチ基地に安全に着陸し乗組員は無事だ」と伝えた。民間商業サービス提供業者が運営しているがドイツ陸軍要員が参加しているこの偵察機はその後紅海でEUの任務を再開したという。
EUのアスピデス作戦は民間船舶を保護するだけで軍事攻撃には出ない。紅海南部水域は危険が大きいところに分類されている。
中国は特別な立場を出していない。中国軍は過去にも世界各地の海上で米軍とオーストラリア軍、フィリピン軍などを狙ってレーザー照射をしたとの議論に何回も巻き込まれている。
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