北朝鮮労働党機関紙の労働新聞は4日、「東海の名勝、明沙十里(ミョンサシムニ)に我々式の海岸観光都市、人民の文化休養地が雄壮かつ華麗に誕生した」とし、元山葛麻海岸観光地区を広報した。 [ニュース1]
ロシアのタス通信によると、ロシア団体観光客は7日から8日間の日程で元山葛麻海岸観光地区を訪問する。
ロシア旅行会社ボストーク・イントゥルは7月と8月の葛麻地区パッケージ旅行商品を1人あたり1840ドル(約27万円)で出した。このパッケージ商品には平壌から元山までの航空便、葛麻リゾートでの4泊、馬息嶺(マシクリョン)スキー場の見学などが含まれている。
これに先立ち北朝鮮は今年2月、韓国人と米国人を除いた外国人を対象に羅先(羅津・先鋒)経済特区の観光を再開したが、3週間で突如中断した。
北朝鮮が羅先地域の観光を再開したのは、新型コロナによる国境閉鎖措置以来5年ぶりだった。北朝鮮は昨年、平壌など一部の地域でロシアの観光客に限り観光を認めた。
10月には平壌で開催される秋季国際貿易博覧会(PITF)を契機に平壌観光も再開される予定だ。
6日、中国に本社を置く北朝鮮観光専門会社「ヤングパイオニアツアーズ」のホームページには10月24日から11月1日ま7泊8日の日程で平壌訪問観光客を募集すると公示した。
参加者は博覧会の開幕式と閉幕式に出席でき、北朝鮮と今回の博覧会に参加する海外の企業の機械、IT、エネルギー、製薬、消費財および家庭用品関連の450以上のブースを観覧できると広報した。
ただ、北朝鮮はジャーナリスト、旅行コンテンツ制作者、インフルエンサーの参加を禁止した。これはメディアを通じて否定的なイメージが対外的に露出するのを防ぐためとみられる。
これに先立ち北朝鮮は2月、新型コロナ以降では初めて羅先経済特区観光を再開し、5年ぶりに西側の団体観光客を受け入れたが、わずか3週後に観光を中断した。
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