3日、韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領就任30日を迎えて青瓦台(チョンワデ)迎賓館で開かれた「大統領の30日、言論が尋ねて国民に答える」会見場に室長・首席・秘書官など大統領室参謀が同席している。[写真 大統領室写真記者団]
▽対北放送の中断=「先制的な対北放送の中断に北朝鮮が呼応したように平和の好循環はいくらでも可能だ。対北放送を中断する時、北朝鮮がどれくらい早く反応するのか、反応しなければどのようにするのか懸念していたのは事実だ。ところがとても早く呼応し、若干は期待以上だ」
▽独島(トクド、日本名・竹島)問題=「独島を巡る領土論争が多い。(ところで)領土紛争とは言えない。大韓民国が実効的に支配している明確な大韓民国領土なので、紛争ではなく論争が少しあるにすぎない。(韓日関係には)そのような葛藤要素が存在する場合があるが、この2つを混同する必要はないと考える」
▽韓日関係=「今回、日本首相とG7(主要7カ国)首脳会議で会ったがとても喜んでくれた。かなり警戒心を持っているのではないかと考えた。私はそのような必要がないことを明確に示したかった。『右手で戦っても左手は握り合う』という柔軟かつ合理的な態度を持たなければならない。日本と協力すべき分野は多い。『金大中(キム・デジュン)-小渕宣言』(21世紀の新しい韓日パートナーシップ共同宣言)のような明確な関係設定をしておけばよいという点にも全面的に同意する。実は早い内に日本に一度行こうと思っていたが、日本が選挙のせいで忙しくなったという。そのため日を確定できなくなっている状態だ。韓米にしても韓日にしても、韓中にしても、機会があれば私は何度も会おうと思う」
▽対米関税交渉=「関税交渉が非常に容易ではないのは明らかだ。7月8日まで交渉を終わらせることができるのかも確言するのは難しい。韓米双方に役立つ互恵的な結果を作り出さなくてはならないが、まだ双方が本当に何を望んでいるのかきちんと整理されていない状態だ。多方面で韓国の主題もたくさん発掘している」
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