俳優パク・ソジュン。[写真 聯合ニュース]
事件は2018年tvNドラマ『キム秘書はいったい、なぜ?』のロケ地だったある食堂から始まった。劇中でパク・ソジュンはカンジャンケジャンをおいしく食べる場面を演じたが、食堂の店主A氏はその後「パク・ソジュンがカンジャンケジャンをおいしく食べた家」などの文言を入れた横断幕を製作して約5年間食堂内外に掲示し、約6年間ポータルサイトの広告でも使ったと伝えられた。
パク・ソジュンの所属事務所であるAWESOME ENTは「2019年から数回にわたり掲載中止を要請したが、ポータルサイトの検索広告および横断幕を下ろしたが、再び掲げては下ろしてほしいという要求に対応もしない悪質な行為を繰り返し、該当訴訟が始まった」と伝えた。
所属事務所は、広告モデル料などを考慮した予想被害額は約60億ウォン(約6億3000万円)だが、被告の営業規模などを考慮し、実際の請求金額は6000万ウォンだったと説明した。
裁判所は「芸能人の肖像・声明が公開されたものだといっても、本人から許可を得ずに他人の営業に肖像と声明が無断で利用されてはならないということは明白だ」としてパク・ソジュンの勝訴を知らせ、500万ウォンを賠償額として決めた。裁判所は「A氏の食堂規模が比較的に零細な点と営業業種、肖像権を侵害した形と期間などすべての事情を考慮した」と説明した。
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