慶尚南道昌寧郡(キョンサンナムド・チャンニョングン)の昼の最高気温が35度まで上がるなど、全国的に猛暑が続いた2日午後、昌寧郡道川面(トチョンミョン)のある畜舎で、上空に換気扇が回転している。[写真 聯合ニュース]
2日、全羅南道によると、同日、全羅南道の農家10カ所で4649頭の家畜が死亡した。鶏が4438羽で最も多く、豚211頭などだ。被害金額は6600万ウォン(約700万円)と集計された。
前日、羅州市(ナジュシ)と霊岩市(ヨンアムシ)などで家畜7013頭(鶏5300羽・家鴨1200羽・豚513頭)が死亡し、8400万ウォンの財産被害が発生した。
3日間、計71の農家で3万4674頭が死亡し、被害額は3億5300万ウォンだ。
光州ではまだ家畜の被害はないものと暫定的に把握された。
熱中症患者も増えている。前日、光州1人、全羅南道6人で、累積光州13人、全羅南道32人となった。
光州と全羅南道は先月27日から6日間、猛暑特報が続いている。
光州をはじめ、全羅南道17市郡に「猛暑警報」が、残りの5市郡には「猛暑注意報」が下されている。
この日の昼の最高気温は谷城(コクソン)36.8度、順天(スンチョン)36.6度、光陽(クァンヤン)・潭陽(タミャン)35.3度、求礼(クレ)35.1度、光州34.9度、麗水(ヨス)34.6度だった。
夜の間、最低気温が25度以上を示す熱帯夜が観測されたりもした。
気象庁は当分の間、昼の最高気温と体感温度が33~35度を上回る蒸し暑さが続くと見通した。
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