昨年、北朝鮮のキム・グムチョル金日成軍事総合大学総長を団長とする朝鮮人民軍軍事教育幹部代表団がロシアを訪問した。 [朝鮮中央通信=聯合ニュース]
朝鮮中央通信は1日、金日成軍事総合大学のキム・グムチョル総長を団長にする代表団がロシア軍総参謀本部軍事アカデミーを訪問するため、6月30日に平壌(ピョンヤン)国際飛行場を出発したと伝えた。
金日成(キム・イルソン)軍事総合大は韓国の国防大学と似ていて将校を再教育する軍事学校。金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長がスイス留学後に砲兵学など軍事知識を学んだところと伝えられている。
キム・グムチョル総長一行の公開的なロシア訪問は昨年7月以来およそ1年ぶり。
北朝鮮はロシアと昨年6月に「包括的戦略パートナーシップに関する条約」を締結し、1周年を迎えて全面的な協力を誇示しているが、今回のロシア訪問もこうした流れの中で行われたとみられる。
キム総長は昨年12月、ウクライナ戦争支援を理由に米財務省外国資産管理局(OFAC)の制裁対象に含まれた。
一方、平壌に滞在中のロシアのリュビモワ文化相は先月30日、北朝鮮の複数の芸術関連機関を訪れた。主体音楽芸術発展館、国家贈物館、万寿台創作社美術作品展示館を訪れ、平壌のロシア正教会聖堂の貞栢寺院も訪問した。
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