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【時視各角】尹錫悦夫妻の3年、李在明の2週

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「ある日、大統領室が制作したカレンダーを受けたが、写真12枚のうち5枚に金建希(キム・ゴンヒ)大統領夫人が登場していた。子犬も何度も出てきて…。これを見た瞬間、国が落ち目だと感じた」。

尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権で高官を務めた人物が最近、夕食の席でこのような話をした。あまり知られていない話だった。後に調べてみると、竜山大統領室が配布したという2024年のカレンダーのことを言っていたようだ。カレンダーの中の写真は彼が話した通りだった。尹前大統領夫妻と愛犬、警護犬が共に入った写真が多かった。当時、大統領室は「2023年の意味ある成果と現政権の国政基調に合う写真を選定した」と話したが、実際には距離があった。「夫妻写真集」に近いカレンダーを受けた人たちは国がおかしな方向に進んでいることを看破した。


特別検察官の調査を待つ多くの疑惑はともかく、金夫人の写真が招いた論争はいったい何件目だろうか。大きな波紋を呼んだカンボジア先天性心臓疾患少年写真、個人画報と言われた順天湾国家庭園訪問写真、交通統制問題を呼んだ麻浦(マポ)大橋徒歩巡察写真が代表的な例だ。インターネットでいわゆる「金建希人生写真3種」と呼ばれるカットだ。そのたびに大統領室の関係者が「夫人はとても若くてやりたいことが多い」と話すなど、釈明に追われていた記憶が新しい。海外訪問ごとにイベントを作らなければいけない大統領室の職員は大変だった。「外交慣例上やりにくい指示があまりにも多くて驚いた」 「消えた第2付属室の代わりにすべての秘書官室が夫人関連の業務に追われた」という不満が多かった。反対に「我々の大統領夫人は傾国之色(王が夢中になり国が傾いても分からないほどの美人)」として気分管理に没頭した「金建希ライン秘書官」らは狐仮虎威した。国民が付与した権力は満喫するのでなく恐れるべきだが、前政権の現実は正反対だった。


尹前大統領も当選直後から恐れるものがなかった。当選から1週間も経たないうちに報道機関の幹部らとの夕食の席が始まった。大統領室竜山(ヨンサン)移転問題など敏感な懸案が山積していた時期に想像しがたい日程だった。「酒好きな当選者が意思疎通を口実にして設けた席ではないのか」と疑いながら執務室周辺の食堂に呼ばれていった報道機関の幹部らは爆弾酒の洗礼を浴びて秋風落葉だった。その日、大統領の口からは確実でない情報と構想が次々と飛び出し、これは後に国政運営において何度も負担になった。権力は自分のものではなく国民から委任されたものだが、夫妻にそのような意識はあまりにも薄かった。そしてこれは結局、「戒厳の形式を借りた国民啓蒙令」という虚しい暴走に帰結した。

李在明(イ・ジェミョン)大統領が当選して今日でちょうど2週間だ。成績をつけるにはあまりにも早いが、「無難な出発」という前向きな評価が多いようだ。この数日間にやつれた大統領秘書室長の顔が「李在明政権」の象徴になるなど新しい政権に対する国民の期待と関心も高いほうだ。就任後の李大統領の言葉のうち「公職者の1時間は(全体人口をかけた)5200万時間の価値がある」という発言が特に耳目を集める。この言葉が意味する公職者の公僕意識こそが、尹前大統領夫妻の没落を呼んだ「権力私有化」の対蹠点にある概念であるからだ。李大統領は3年前の大統領選挙で惜敗した翌日の電話で「ぜひお願いしたい。必ず成功した大統領になってほしい」と尹前大統領に懇々と話したという。その李大統領が今は大韓民国の命運をかけて必ず成功しなければならない逆の立場にいる。大統領の力と時間は自分のためでなく国民のために使うべきという基本的な原則に忠実であるだけでも成功に一歩近づくことができる。尹前大統領夫妻と反対にさえ進めば、その道がはるかによく見えるようだ。

ソ・スンウク/政治外交安保副局長



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