今月1日、ボーイズアイドル「CLOSE YOUR EYES」の横浜ファンミーティングに多くのファンたちが参加した。チョン・ウォンソク記者
業界では韓国ファッションブランドの成功の可能性を高く予想している。何より韓国に対する日本若者層の好感度と関心が高まった。SNSを通じて韓国アイドルと俳優、インフルエンサーの姿に接し、自然に韓国ファッションブランドに対する認知度が高まった。インターネット検索過程で「MUSINSA」など韓国ファッションプラットフォームも同時に有名になった。現在は日本消費者のニーズを把握して日本語サイトや専用アプリを提供しているほどだ。韓国ファッションブランドは価格や品質の面で「コスパ」が良いという評が多い。
成功事例が増えて自信もついてきた。MUSINSA日本法人のブランド事業売上は2021年に比べて昨年3年で17倍に成長した。今年1-3月期、日本取引額が前年比3倍以上増加した韓国ブランドも30余りに達した。この中で人気急上昇中の「MATIN KIM」は日本国内の総販売をMUSINSAが担当して事業を拡張した場合だ。5年内に日本国内の全国店舗数を15軒にまで増やすのが目標だという。MUSINSAのパク・ジュンモ代表は「K-カルチャーがグローバル主流になった今が韓国ブランドの海外進出の最適期」とし「ZOZOタウン(日本最大のファッションプラットフォーム)のような戦略的なパートナーを通じて国内ブランドの海外進出を支援している」と話した。
それだけではない。最近ではウェブトゥーンなど韓国コンテンツが成功を収めたり、韓日共同製作アニメなどが話題を集めて韓国文化ブームがさらに拡散する雰囲気だ。4月にアルバムを出して活動を始めたK-POPアイドル「CLOSE YOUR EYES」が活動開始2カ月で東京や横浜、大阪を巡回して単独ファンミーティングを開催したほどだ。そのたびに日本ファン数千人が現場を訪れたという。
『冬のソナタ』の「ヨン様」に代表される2000年代初期の「第1次韓流」やアイドルを中心にした2010年代「第2次韓流」とも異なる現象だ。いまでは各方面で同時多発的に入り込んでいる韓国文化が一時の流行に終わるものではないという認識が日本国内でも広がりつつある。
もう一時の流行ではなくなった…日本Z世代の日常になった「韓流」(1)
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