トランプ米大統領 [AP=聯合ニュース]
トランプ大統領はこの日、主要7カ国(G7)サミットに出席するためカナダに向かう直前、ホワイトハウスで記者らにこのように述べたと、ロイター通信が報じた。
続いて「どんなことが起きるのかを見守る」とし「私は交渉が行われる良い時だと考える」と話した。
ただ、トランプ大統領はイランに対する攻撃を中断するようイスラエル側に要請したかについては「それに関しては話したくない」と即答を避けた。
続いて「イランの報復空襲などからイスラエル防御を引き続き支援する」と明らかにした。
またトランプ大統領は、「G7サミットで良い貿易合意(great deals)が発表されるのか」という質問には「我々は我々の良い合意を持っている。我々がやるべきことは書簡を送ることであり、これは支払わなければいけない」と話した。続いて「しかし我々はいくつか新しい貿易合意ができると考える」と語った。
トランプ大統領のこうした発言は、数カ国とは合意できるが、交渉に進展がない貿易相手国には近く米国が一方的に定めた相互関税率が明示された書簡を送るという趣旨と解釈される。
これに先立ちトランプ大統領は11日、1週半(10日)または2週後に各国に書簡を発送すると予告しながら「『これが契約(deal)だ。あなたはこれを受け入れることも拒否することもできる』と伝える」と話していた。
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