ウクライナのハルキウで救助隊員が負傷者を救助し搬送している。[写真 AFP=聯合ニュース]
AP通信などによると、ウクライナ空軍はロシアが6日から2日間にミサイル9発とドローン206機で攻撃し、このうちミサイル7発とドローン87機を撃墜または無力化したと明らかにした。
今回の空爆によりウクライナ第2の都市ハルキウでは最小3人が死亡し17人が負傷した。負傷者には生後50日ほどの新生児と14歳の少女が含まれた。
ハルキウ市長はマンション18棟と住宅13軒が破損したとし、これは「全面戦争開始以降で最も強力な攻撃」と話した。
ウクライナ南部ヘルソンもロシアの砲撃で高層ビル2棟が破損し2人が死亡した。またドニプロペトロウシク、オデーサ、テルノピリ地域も攻撃を受けた。
ウクライナのシビハ外相は「ロシアの殺傷を終わらせるにはモスクワに加えた圧力とウクライナをさらに強力にできる追加措置が必要だ」と強調した。
ロシアは1日にウクライナのロシア本土空軍基地奇襲攻撃に対する報復を公言してから連日ウクライナにミサイルとドローンを動員した大規模空爆を継続している。
前日にもドローン407機とミサイル44発を発射し首都キーウの救急隊員3人を含む6人が死亡し約80人が負傷した。
ロシア国防省はこの日、ロシア領内に飛来したウクライナのドローン36機を撃墜したと明らかにした。
ウクライナは30日間の条件のない即時停戦を主張するが、ロシアはウクライナ領の20%に達する占領地をロシア領と認定し西側の軍事支援を禁止するなどの条件を掲げてこれを拒否している。
双方はトルコのイスタンブールで2度にわたりハイレベル交渉を行ったが停戦と関連した成果はなく捕虜交換にだけ合意した。この日から9日まで双方は2日の合意した捕虜交換に出る予定だ。
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