ソウル峨山病院のイ・スンギュ客員教授が中国清華大の要請で中国現地で生体肝移植手術を行った。写真は生後6カ月の患者の術後経過観察をするイ教授。 [写真 ソウル峨山病院]
ソウル峨山病院は4日、肝移植・肝胆道外科のイ・スンギュ、ムン・ドクボク、チョン・ドンファン、ユン・ヨンイン教授からなる移植チームが先月11日、中国現地で生体肝移植手術に成功したと明らかにした。生体肝移植よりも脳死肝移植が多い中国は生体肝移植経験が豊富な医師らが必要だった。健康な人の肝臓を一部を取り出して移植する生体移植は脳死移植より難しい。
清華大の要請を受けた肝移植チームは先月9日、中国北京に到着した。問題はわずか6キロのリウェイ君の体重だった。通常、韓国国内で小児生体肝移植をする場合、患者の体重を8キロまで増やした後にする。移植される親の肝臓が小児の腹部内の空間より大きければ移植後に腹を無理に閉じて肝臓が壊死するおそれがあるからだ。しかし峨山(アサン)病院肝移植チームは患者の状態悪化でこれ以上は遅滞できないと判断した。北京到着2日後の先月11日、同病院の医師らと協議して手術に入った。チョン・ドンファン教授、ユン・ヨンイン教授が父親の肝臓の一部を10センチ最小切開術で安全に切り取った。続いてイ・スンギュ客員教授とムン・ドクボク教授がリウェイ君に父親の肝臓を移植した。
このように9時間近く続いた手術は、病院で開かれた韓中肝移植国際学術会議でオンライン生中継された。手術の場面を見守った中国全国の医療関係者は約2万人にのぼった。リウェイ君は手術後3日目から牛乳を飲むなど早い回復を見せ、先月27日に元気に退院した。
手術後、イ・スンギュ客員教授は清華大の医学生を対象に講演を行った。講演では、ソウル峨山病院が4月に世界医療機関のうち初めて9000件の肝移植を達成したノウハウなどを共有した。イ客員教授は「状態が悪化した子どもに生体肝移植で新しい生活を贈ることができてうれしく思う。今後も私たちの支援を必要とするところに肝移植技術を伝授し、世界の多くの患者が健康を取り戻せるよう努力したい」と述べた。
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