電気自動車など車両３０００台余りを積んで北太平洋の海上を通過していた貨物船で火災が発生した。

４日（現地時間）、ロイター通信などによると、前日、米アラスカ州アダック島から南西に約４８２キロ離れた地点の北太平洋の海上を航海していたリベリア船籍の貨物船「モーニング・ミダス」に火災が発生した。海運会社側によると、この船舶には電気自動車８００台余りを含め、車両３０００台余りが積まれていた。


船舶に搭乗していた船員２２人全員は出動した米沿岸警備隊（ＵＳＣＧ）によって救出され、近くの他の船舶に避難した。　負傷者や人命被害は発生しなかったとＵＳＣＧは明らかにした。


モーニング・ミダスの管理社であるゾディアック海運は声明を通じて、「船の甲板で初めて煙が立ち昇り、船員たちが初期鎮火に乗り出したが、火を消すことができなかった」と明らかにした。

市場調査会社ＬＳＥＧデータなどによると、モーニング・ミダスは先月２６日、中国烟台港を出発し、メキシコのラサロ・カルデナスに向かう途中だった。

ロイターは、該当事故に関連した論評要請に対して、船舶所有社である英国海上物流会社ホーソーン・ナビゲーション・リミテッド側が直ちに回答しなかったと伝えた。