6歳だった娘を人身売買した疑いで有罪判決を受けた実母のラケル・スミス被告。[写真 AFP=聯合ニュース]
南アフリカ共和国の西ケープ高等裁判所は29日(現地時間)、実母のラケル・スミス被告と交際相手など知人らに人身売買の疑いで終身刑を言い渡した。
また、裁判所は彼らに拉致容疑でそれぞれ懲役10年を言い渡したと、地元メディアeNCAなどが伝えた。
裁判長のネイサン・エラスムス判事は「最も厳格な刑罰より軽い刑を言い渡すような理由が見つからなかった」と述べた。
スミス被告をはじめとする被告人3人は2日の公判でスミス被告の娘ジョシュリンちゃんを拉致し、2万ランド(約16万2000円)で売り渡した疑いで有罪判決を受けた。
スミス被告は昨年2月19日、西ケープ州サルダナベイの自宅から出勤し、同棲中の交際相手に預けていた娘が行方不明になったと警察に通報した。その後、スミス被告の家の周りをはじめ、サルダナベイ全域で大々的な捜索が始まった。捜索には警察や消防士、ボランティアはもとより、海軍や特殊探知犬まで動員され、同事件は、南アフリカ共和国の全国的な関心事として浮上した。
行方不明になってから数日間、地元メディアは隣人の証言を引用してスミス被告がジョシュリンちゃんを2万ランドで売ったと報じた。スミス被告はこれを謀略だと主張した。
しかし同年3月初め、スミス被告の家から約1キロ離れた野原に捨てられたジョシュリンちゃんの服が発見されるなど人身売買の情況が明るみに出てスミス被告らは拘束起訴された。
一方、大々的な捜索作業にもジョシュリンちゃんの行方と安否は現在まで確認されていない。
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