トランプ米大統領 [AP=聯合ニュース]
朝鮮中央通信は27日、北朝鮮外務省米国研究所が26日に出した備忘録で「米国のゴールデンドームは米軍の攻撃的軍事力使用をより一層容易にすることを目的にした極めて危険な脅威」と伝えた。
研究所はゴールデンドームが防御用という米国の説明とは違い、いつでも攻撃用ミサイルを発射できる攻撃体系に容易に転換されると指摘した。
また米新政権でも続く韓米日軍事協調体系と統合ミサイル防衛体系を構築しようとする米国の目的は明白だとし、「追従国家の安全を前面に出し、彼らの利益実現のための犠牲、捨て駒として使おうとする宗主国のむやみで利己的な考えのため」とも伝えた。
研究所は「宇宙空間を覇権的目的に使おうとする米国の犯罪的企図に強く反対する」とし「国家の戦略的安全利益を守護し、地域の平和と安全を保障するための主権的権利を引き続き行使していく」と強調した。
ゴールデンドームはイスラエルのミサイル防空体系アイアンドームと似た次世代の米ミサイル防衛システム。トランプ大統領は1月27日、ゴールデンドームを米国に構築する内容の行政命令に署名した。今月20日(現地時間)にはこれを自身の任期中に実戦配備すると発表した。
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