26日、ソウルサッカー会館で6月のW杯3次予選の韓国代表メンバーを発表した洪明甫(ホン・ミョンボ)監督 [聯合ニュース]
洪監督は「ヨーロッパリーグ決勝戦の後に孫興慜と連絡し、『試合をするのに大きな問題はない』と聞いた」と明らかにした。しかしヨーロッパリーグ決勝戦(22日)で後半に交代出場した孫興慜は26日のプレミアリーグ(EPL)最終戦には出場しなかった。洪監督は妊娠脅迫など最近の孫興慜の私生活イシューに関し「競技の外的状況は代表チームが関与する部分でない」と話した。
けがのためアジア3次予選第7、8戦の代表メンバーから抜けた金玟哉は今回も外れた。昨年10月から左足首の状態が良くなかった金玟哉は所属チームでも先月末から試合に出ていない。洪監督は「昨年からずっと見てきたが、今回も試合はできない状況だと判断した」と伝えた。
韓国プロサッカーKリーグ1で得点ランキング1位(10得点)の全晋旴(チョン・ジンウ、26、全北)は今回初めて太極マークを付けた。洪監督は「良いフォームを維持している全晋旴と金鎮圭(キム・ジンギュ、28、全北)のように現時点で準備できている選手にチャンスが行くのが正しいと判断した」と説明した。全晋旴は「本当に自分の名前なのか確認した。国家代表だけを見て頑張ってきた」と喜びを表した。
前回の代表メンバーのうち今月初めにシーズンを終えて試合感覚が落ちているイングランドチャンピオンシップ(2部)ストークシティのペ・ジュンホ(22)ら3人は今回外れた。所属チームでは出場機会に恵まれないが代表チームでは核心の役割をしてきた李康仁(イ・ガンイン、24、PSG)と黄喜燦(ファン・ヒチャン、29、ウルバーハンプトン)は選ばれた。洪監督はこの日の記者会見中、「代表チームに切実な選手もいる半面、そうではない選手もいる」という意味深長な言葉を残した。
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