ヨーロッパリーグで優勝した後、ロンドンに戻る機内で優勝トロフィーにキスをする孫興慜(ソン・フンミン) [写真 トッテナムSNS]
トッテナムは23日、インスタグラムに「チャンピオンクルーたちと共にした我々のキャプテン」という言葉と共にロンドンに戻る飛行機の中の孫興慜の写真5枚を掲載した。太極旗(韓国の国旗)を腰のまいた孫興慜が優勝トロフィーを抱きしめながら笑顔でトロフィーにキスをする姿だ。プロ15年目で初めて優勝を経験した孫興慜はチームメート、トロフィーと共に記念撮影をしながら笑顔が絶えなかった。
写真の孫興慜の首には優勝メダルがかかっていた。孫興慜は前日、スペイン・ビルバオのサン・マメス競技場で開催されたマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)との決勝戦で勝利した後、主将としてチーム代表で優勝トロフィーを持ち上げるセレモニーを見せたが、首には優勝メダルがなかった。
これに先立ちアレクサンデル・チェフェリンUEFA会長がトッテナムの選手に順に優勝メダルを授与したが、列の後ろにいた主将の孫興慜と副主将のクリスティアン・ロメロ、ロドリゴ・ベンタンクールは数量不足で受けることができなかった。
UEFAは優勝メダル50個を準備しながらも、表彰台に立つ30人に授与するメダル30個だけを持って出てきた。ところが優勝を喜ぶトッテナムの選手団のうち負傷などでエントリーから抜けていた選手までが一緒に表彰台に上がった。ジェームズ・マディソンらが代わりに受けたため優勝メダルが不足し、ロメロはあきれた表情でメダルがないというジェスチャーを見せたりもした。UEFAは公式謝罪し、不足したメダルは優勝チームのロッカールームに直接届けた。孫興慜は優勝メダルを首にかけて帰途についた。
トッテナムは24日、エドモントン・グリーンからトッテナムホットスパースタジアムまで優勝パレードをする予定だ。今季プレミアリーグで7得点10アシストの孫興慜は26日0時、最終第38節でブライトンとホームで対戦する。
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