SKハイニックスの新しいモバイル用メモリー製品。
22日SKハイニックスは321層1Tb(テラビット)NANDを適用したモバイル用保存装置「UFS 4.1」を開発したと明らかにした。以前の世代である238層NAND基板の製品より電力効率が7%改善され、ランダム読み込み・書き出し速度はそれぞれ15%、40%向上した。
SKハイニックスは「モバイルでオンデバイス(On-device)人工知能(AI)を安定的に実現するには搭載されるメモリー製品も高性能と低電力の特性を備えなければならない」として開発背景を説明した。オンデバイスAIはサーバーやクラウドを経ないでモバイル機器自体でAI機能を遂行する技術で、機器の演算性能とバッテリー効率間のバランスが核心だ。製品の厚さは従来の1ミリから0.85ミリに減らした。最近主要スマートフォンメーカーが超スリムフォン競争に突入し、このような流れに歩調を合わせてメモリー製品もスリム化に動いた。
今回の製品は512GB(ギガバイト)、1TB(テラバイト)の2種類のバージョンで開発された。SKハイニックスは年内に顧客社に製品を提供して認証を進めた後、来年1-3月期から本格的な量産に入る計画だ。
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