外国の格安航空会社が搭乗客を増やすために、早ければ来年から、いわゆる「スタンディング席」を導入する可能性があるという見通しが出てきた中、議論が起きるや製造会社側が釈明に出た。[写真 アビオインテリアズ]
該当報道によると、「スタンディング席」は自転車椅子のような形で座る代わりに、腰を掛ける形で製作された。座席間の距離は23インチ(58.42センチ)で、普通航空会社のエコノミー座席間の距離より5インチ(12.7センチ)のように狭く、導入時に航空機の乗客収容人員を最大20%増やすことができる。これに伴い、多くの格安航空会社が航空料削減のために来年から該当座席の導入を検討中であり、航空業界は国際安全規定を守って2時間未満の特定短距離航空便にのみスタンディング席の導入を考慮している。ただ、まだスタンディング席の導入を公式的に確定した航空会社はない。
これに先立って、欧州の代表的な格安航空会社ライアンエアーのマイケル・オリアリー最高経営者(CEO)は2012年からスタンディング席の導入を支持してきた。これを受け、イタリア製造業者のアビオインテリアズは2018年飛行機のスタンディング席「スカイライダー2.0」を公開した。座席設計者は「飛行機内のスペースを最大限に活用できるように作った革新的な座席」とし「普通の一般席より重さが50%少ないうえに、乗客数は20%も増やすこともできる」と説明した。
問題が拡大する、製造会社アビオインテリアズは声明を出して釈明に出た。アビオインテリアズは「スカイライダーの写真がネット上で広がり、再び論争と好奇心を呼び起こしている」として「自社は事実を正したい」と明らかにした。続いて「2012年に開発されたコンセプトプロトタイプ(試作品)」とし「航空業界の喫緊の課題の一つに対する果敢な対応策として設計した。空間的に人体工学的なデザインだが、これをそのまま受け入れてはならない」とし、現在自社の公式製品群に含まれていないとし、関連報道を否認した。
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