3日午後、仁川市松島遊園地の中古車輸出団地の様子。先月の中古車輸出額は7億6140万ドルで月間最大値を記録した。[写真 聯合ニュース]
中古韓国車ブームで仁川中古車輸出団地が活気を帯びている。韓国貿易協会によると、先月の韓国の中古車輸出額は前年同期の3億9069万ドルから94.8%増えた7億6140万ドルで、月間で過去最大を記録した。13年のキャリアを持つ中古車輸出業者代表のキム・ムンソン氏は「中央アジアのバイヤーがロシア向けの車を買っていくが、最近では新車クラスの車の人気が高い」と話した。
今年中東地域への販売が増えたのも輸出増加に影響を及ぼした。昨年12月に国際貿易を規制していたシリアのアサド政権が崩壊して貿易が活発になったためだ、昨年のシリア向け中古車販売台数は144台だったが、今年は先月だけで3084台が販売された。ヨルダンの先月の販売台数は4844台で前年同月比263%増、アラブ首長国連邦は6121台で127%増えた。中古車輸出が増加して外国人バイヤーが韓国に会社を作って中古車買い入れに乗り出している。中古車輸出業者のパクさんは「安城(アンソン)や始興(シフン)など京畿道(キョンギド)の中古車競売場に行けば中東地域の外国人がたくさんいる。競争で負けた事業者は外国系業者の買い入れ・販売を代行するブローカーとして働くことになるかも知れないとの危機感まで漂う」と話した。
中古車輸出業の制度化を求める声も出ている。中古車輸出業は自動車売買業に該当せず、別途の許認可や事業者登録手続きがない自由業種だ。このため従事者資格、手数料体系、性能点検基準などの規定がなく品質が低下するという指摘が提起され続けている。野党「共に民主党」のホ・ジョンシク議員は先月、中古車輸出業の登録制転換と中古車輸出業複合団地開発に関する内容を盛り込んだ自動車管理法改正案を代表発議している。
ただし大規模企業と違い零細業者は中古車輸出業の制度化に難色を示す。登録要件をクリアできない可能性もあるとの懸念のためだ。韓国中古車輸出組合のパク・ヨンファ会長は「被害を受ける零細業者がないよう慎重なアプローチが必要だ」と話した。韓国中古車流通研究所のシン・ヒョンド所長は「個人事業者は複数人で集まりともに法人を設立するなど規模の経済を作ってさらに効率的に事業を続けていくこともできる」と話した。
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