未成年者の子どもとわいせつな映像を制作した家族の中で娘3人がソーシャルメディア(SNS)に投稿した映像の一部(写真の一部はモザイク処理)。[SNS キャプチャー]
11人の大家族がかかわった近親相姦および未成年者のわいせつ物制作疑惑は10日、タイのある非営利団体が公開して初めて知らされた。34歳の妻と公園管理員として働いている夫は、子供たちとともにわいせつなコンテンツを制作し、これを秘密のオンライングループチャットルームを通じて販売してきたことが分かった。
この中には性行為をする映像もあり、甚だしくは10歳の娘と父親の類似性行為の場面も含まれていることが分かった。この夫婦は2~21歳の間に子供9人をもうけているが、このうち2歳、7歳、11歳の子供を除く6人が全員わいせつなコンテンツの制作に関与したことが分かった。
財団側の通報を受け付けた地元当局は、タイのペッチャブーン県に住む家族の家を訪ねた時、妻は関係者を阻み、無断侵入の疑いで告訴すると脅かしたという。当局は映像の制作に関与した18歳未満の子供5人を臨時保護施設に移送し、彼らに性的虐待の兆候があるかなどを調べる計画だ。
タマサート大学のアウチャラ・チャラヨナウィン教授は「子供たちが自発的に参加したように見えても、ほとんどが18歳未満なので、法はこれを犯罪と見なさなければならない」として「子どもを利用したわいせつ物制作事件に政府の介入がさらに拡大されなければならない」とバンコック・ポストに話した。
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