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【中央時評】韓国、国民と国家を保全するべき

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

2023年10月26日、朴正熙(パク・ジョンヒ)元大統領逝去44周忌追悼式に出席した尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領(右)と朴槿恵(パク・クネ)元大統領 [聯合ニュース]

ある無道な指導者の自滅的な非常戒厳宣言により、今回の大統領任期は単任どころか半任で終わってしまった。その前の前の大統領も任期途中に追い出された。その2人の間の大統領は前任大統領の弾劾と議会の圧倒的多数にもかかわらず政権の延長に失敗した。

最近の民心の変化周期は選挙周期よりはるかに短い。市民の政治的効能感の振幅が選挙の周期と政府の任期を圧倒する現象をいう。特に韓国は、客観的な指標を通じてよく強調されてきたように、大統領選挙と議会選挙の実際の得票と権力が大きく乖離し、権力の葛藤と街頭デモが深刻だ。


周期的な選挙で国民の代表を選出して政府を構成する民主共和国の理想と制度を追求する時の核心的な苦悩は、民心の変化があまりにも速くて激しいという点だった。最高政治哲学者が「気まぐれ・豹変」と表現したその「変化」を吸収して国の安定を確保するための装置は概ね二つだった。


一つは最高公職間の任期不一致だ。立法府・執行府・司法府の任期を分けて特定選挙時点の単一民意が政府全体を支配できないようにすることだ。主に大統領制国家をいう。選挙および任期の不一致は随時変化する人間の情念を分散し、共同体全体の合理的意思を確保するための知恵の産物だった。もちろん独裁を防ぐための権力分立にも必須要諦だった。議会(上院/下院)と大統領、最高裁判官の任期が違わなければならない理由だった。

もう一つは選挙段階の分離だ。「選出」された議会代表が執行府の首長を「選任」することをいう。形式は同じ「選挙」だったが、最適な指導者を選ぶために「選出」された代表から適任者を「選任」する方式だった。主に内閣制国家をいう。二つの選挙は用語も違った。「選出」と「選任」の結合は長期間の代表活動を通じて資質の検証を受けるため、ポピュリズムと衆愚政治、扇動家の登場を防ぐのに特に有利だ。

ここではこの二つの方式の長短所を議論しようというのではない。その二つ共通原理を見ようということだ。それは一言で、政権・派閥・指導者から国家と国民を保全して保護しようという問題意識をいう。ある派閥や指導者が絶対権力をかざして退いた後、反対の派閥と指導者が政府を掌握する場合、国家の方向と政策はもちろん国民の忠誠と抵抗も覆る。このような過程が繰り返される時、国は崩れて国民の生活は疲弊する。

解決策は権力の分散を通じて民心の変化と権力の交代による振幅を民主共和国の合意した価値と規範内に制限することだ。ある政党、あるキャンプ、ある個人の権力が全体の国と国家、国民と社会を左右する現象はこれ以上放置してはいけない。すなわち勝者が一人占めする極端の往来によって左右に急変針する国を持続させはいけない。権力分立が要諦だ。それは大韓民国の国家と国民の保全と保護のために必須だ。

一介の派閥にすぎない選挙キャンプが極めて不比例的な得票で創出された政権により、毎回、国政の方向と議題と政策を急変針すれば、国家と国民の持続性と安定性は担保されない。勝者独占の権力構造は政策の断絶と生死闘争権力葛藤、公共議題の失踪の第一の原因だ。このような憲法と制度は必ず変えなければならない。

最高権力者1人のために、また最高権力者1人が交代したからといって、本人と側近とキャンプのごく少数が全体の共同体を揺さぶる憲法と制度を変えなければ、国と国民の保全と保護のための公共議題はより一層悪化するのが明らかだ。権力と政府から国家と国民を保護して保全しようとする問題意識が民主共和国の枠組みを案出した賢人の最高の苦悩である理由だった。

人類の歴史で極めて否定的な意味を持つ派閥・分派などという言葉が政党という用語で定着し、さらに権力と政府を掌握する最高の主体になったのは近代の自由共和国・民主共和国の登場後だった。その長い転倒の過程は正確に「共栄社会」「共同福利」「共通財貨」という意味を持つ「共和国」の概念および運動と分離することができなかった。すなわち、否定的派閥の積極的政党への変遷は全体共和国の一部分として定着したことで可能だった。

しかし今日の政党と選挙キャンプ、そして彼らが輩出する1人の指導者は共和国の「分けた一部分」という本来の意を越え、国民の一部の得票を通じて政権を占めた後には、あたかも「国家全体」を掌握したように国をすべてかき回す。主客が完全に転倒する。我々はこの本末転倒を民主共和国の根本原理に合うように再び元の位置に戻さなければならない。

政権と派閥の画策を乗り越えることができなければ、国と国民の保全はもちろん自由と民主の空間までが萎縮する。最高指導者の反憲法的・反国家的内乱を経験してもこの共通の根本問題が核心公約と争点から失踪した今回の選挙が恐ろしい理由だ。

パク・ミョンリム/延世大教授・政治学



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