中国女優の趙櫻子（チャオ・インズ）が第７８回カンヌ国際映画祭のレッドカーペットから追い出された事実が知らされた。




​１４日（現地時間）、台湾ＥＴｔｏｄａｙは、趙櫻子が前日開かれたカンヌ国際映画祭のレッドカーペットに参加したが、主催側によって退場させられたと伝えた。趙櫻子は２０１４年に放送されたドラマ『神雕侠侶～天翔ける愛～』に出演して人気を集めた中国の女優だ。


趙櫻子がレッドカーペットのドレスとして選んだのは、華やかな装飾が目立つシルバーカラーのシースルードレスだった。問題は、趙櫻子が現場のスタッフから退場要請を受ける姿がネットユーザーに目撃されたということだ。このため、趙櫻子のドレスが問題になったのではないかという指摘が出ている。

​カンヌ国際映画祭側は開幕を翌日に控えた１２日、公式ホームページを通じてレッドカーペットのドレスコードを改正し、全面ヌードやボリューム感あふれるドレスを禁止したことがある。

​映画祭側は品位維持のためにレッドカーペットはもちろん、映画祭の他のすべてのエリアでもヌードドレスを禁止した。また、観客の円滑な移動を妨害し、劇場内の座席配置を複雑にするボリュームたっぷりのドレス、裾の長いドレスも許さなかった。

​しかし、一部では、趙櫻子がレッドカーペットのフォトウォールに滞在する時間が長すぎたため、退場要請を受けただけだという反論も出ている。ドレスのためではなく、次の参加者の円滑な移動、入場のために退場を求められたという主張だ。