中国の習近平国家主席が8日、モスクワでロシアのプーチン大統領と握手している。[写真 新華社通信]
外交消息筋によると、韓国外交部は13日に中国とロシアの駐韓次席級関係者を呼び出した。
韓国外交部は中ロ共同声明に対し「北朝鮮の不法な核開発と挑発に対しては何の言及もなくむしろ北朝鮮の立場に肩入れして韓半島(朝鮮半島)の緊張高揚の責任を不当に転嫁したことを遺憾に思う」と明らかにした。
また「現時点で中ロがすべきことは、韓半島と北東アジアの平和と安定を脅かし絶えず軍事化を追求する北朝鮮が不法な核開発と挑発を中断し、対話と外交の道に復帰するように粘り強く説得し圧迫すること」と指摘した。
両国関係者らは今回の抗議に対して「本国に伝える」と答えたという。
中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領は8日にロシア大統領府での首脳会談を終えた後、「新しい時代包括的パートナーシップと戦略的相互作用強化」に関する共同声明を発表した。
声明には「政治的・外交的手段だけで韓半島問題の包括的解決を全面推進することを支持する」しながらも、「各国に対北朝鮮制裁と(北朝鮮に対する)圧力強化の中断を促す」という内容が盛り込まれた。
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