俳優キム・スヒョンさんが3月31日午後、ソウル麻浦区(マポグ)のスタンフォードホテルで未成年者だった女優の故キム・セロンと交際したという疑惑に関連して立場を発表する記者会見を開いている。[写真 聯合ニュース]
キム・スヒョンさんと所属事務所ゴールドメダリストの法律代理人である法務法人LKB&PARTNERSは9日、カロセロ研究所の運営者キム・セイ氏を情報通信網法上名誉毀損容疑とストーキング処罰法違反容疑で、キム・セロンさん遺族を情報通信網法上名誉毀損容疑で告訴・告発したと明らかにした。
法務法人は「キム・セイ代表は5月7日午後2時ごろ記者会見で『キム・スヒョン俳優とキム・セロン俳優が中学校の時から交際し、キム・セロン俳優が中学校2年生冬休みの時に初めて性関係を結んだ』とし『これを裏付ける録音ファイルがある』『キム・スヒョン俳優側が録音ファイルの情報提供者に40億ウォン(約4億円)出すので録音ファイルを渡せと懐柔し、情報提供者がこれを断ると殺し屋2人を通じて情報提供者を殺害しようと試みた』という全くでたらめな虚偽事実を流布した」とし「キム氏の発言はただの少しの真実さえない完全なうそ」と主張した。
続いて「キム氏は偽造された録音ファイルとインターネットでダウンロードした写真を根拠にキム・スヒョン俳優に対するとんでもない虚偽事実をむちゃくちゃに流布した」とし「これはキム氏が今まで行った犯罪とは比較できないほどの重大な犯罪行為」と強調した。
また「キム氏とキム・セロン遺族が法と原則により処罰を受けられるように最善の努力を尽くす」と付け加えた。
カロセロ研究所は3月から遺族側の立場を引用してキム・セロンさんが満15歳から6年間、キム・スヒョンさんと交際したと主張した。
キム氏と遺族側は7日記者会見を行い、キム・スヒョンさんを児童福祉法違反容疑などで告訴したとし、故人が知人とやり取りしたという生前の録音を公開した。音声代役を使った録音には「(キム・スヒョンと)中学校の時からつきあい、大学に行って別れた」という内容があった。
キム・スヒョンさんの所属事務所は同日すぐにコメントを出して「該当の録音ファイルは完全に偽造されたもの」と反論した。
キム・スヒョンさんは3月末に記者会見を開き、故人との交際は認めたが、未成年の交際ではなかったと主張し、遺族とキム氏を虚偽事実流布に伴う名誉毀損容疑で告訴した。
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