トランプ大統領が6日にホワイトハウスで行われたウィトコフ中東担当特使就任宣誓式で演説している。[写真 AP=聯合ニュース]
トランプ大統領は6日にオンライン中継されたカナダのカーニー首相との会談で、「これよりも大きな発表はないだろう」としながらこのように話した。
トランプ大統領は「特定の主題に関し数年間出てきた発表のうち最も重要なものになるだろう。何の発表なのかは話せない」とした。
彼は続けて執務室で開かれたウィトコフ中東担当特使の就任宣誓式でも「地球を揺るがすような発表だ」と改めて言及した。
彼は「貿易に関することではなく他のものに関すること。米国と米国人のために本当に地球を揺るがす肯定的発展になるものであり、これは今後数日以内になされるだろう」と話し、この時も具体的な内容は明らかにしなかった。
ニューヨーク・タイムズはこの日のトランプ大統領の発言に対し「実際に具体的なニュースは提供せずメディアの関心を引くために選挙遊説と大統領在任期間に振り回してきたトランプ大統領のショーマンシップを見せる明確な事例」と報道した。
一方、トランプ大統領はこの日、中東特使就任宣誓式でカシミールでの銃撃事件の余波で対立を生じさせたインドとパキスタンがミサイル攻撃の応酬で6年ぶりに武力衝突したことに対し遺憾を表明した後、「彼らは数十年、数世紀にわたり争ってきた。早く終われば良い」と話した。
彼はこの日、来年開催されるサッカー・ワールドカップ関連会議で2014年に主要8カ国(G8)からロシアを排除する決定を下したことを批判したりもした。
トランプ大統領は13~16日にサウジアラビアとアラブ首長国連邦、カタールを訪問する予定だ。就任後初めての歴訪先にイスラエルは含まれないと明らかにした。
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